受変電設備の設計|放電コイルと放電抵抗の違いと選定方法について詳しく解説
5分と5秒
放電抵抗と放電コイルの選定方法を教えてほしい!
放電コイルのほうがコンデンサの放電時間が短いため
保安上必要な場合、放電コイルを使用する。
- 放電抵抗と放電コイルの使用用途
- 放電抵抗と放電コイルの違い
ペン太
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この3つ、すぐ答えられますか
- 放電抵抗と放電コイルの主な違いは何か
- 標準仕様として内蔵されているのはどちらか
- 放電コイルを選定するのは、どんな制御をしている場合か
放電抵抗と放電コイルの選定方法
放電抵抗と放電コイルの主な違いは放電時間にあります。
- 放電抵抗 :5分
- 放電コイル:5秒
放電時間による選定
| 機器種類 | 放電時間 | 選定基準 |
| 放電抵抗 | 5分 | 標準 |
| 放電コイル | 5秒 | オプション |
- 主な違いは放電時間
- 放電抵抗は5分、放電コイルは5秒
- 放電抵抗が標準、放電コイルはオプション
選定のポイント
- 通常のコンデンサ制御の場合放電抵抗を選定する
- コンデンサを自動力率調整器にて制御している場合
ペン太
ハリタ- 通常のコンデンサ制御の場合は放電抵抗を選定する
- 遮断・切り離しから再投入までの時間があると想定できるため
- 自動力率調整器で制御している場合は開放・再投入の頻度が多い
- その場合は放電コイルを採用し、電荷を迅速に放電できるようにする
放電抵抗と放電コイルの比較
| 項目 | 放電抵抗 | 放電コイル | |
| 📐 | 放電特性 | 5分間で50V以下 | 5秒間で50V以下 |
| ⏱️ | 開放時間 | 開閉時間が5分以上 | 開閉時間が5秒以上 |
| 🛠️ | 接続方法 | コンデンサに内蔵 | 別置 |
| 💰 | 価格 | 安価 | 高価 |
| 🔌 | 適用回路 | 普通高圧 | 開閉頻度の多い回路 自動力率制御回路 特別高圧 |
- 放電特性は、放電抵抗が5分間で50V以下、放電コイルが5秒間で50V以下
- 開放時間は、放電抵抗が開閉時間5分以上、放電コイルが5秒以上
- 接続方法は、放電抵抗がコンデンサに内蔵、放電コイルが別置
- 適用回路は、放電抵抗が普通高圧、放電コイルが開閉頻度の多い回路・自動力率制御回路・特別高圧
メーカーによる指針
放電抵抗と放電コイル 進相コンデンサは、電圧がかかると電気を溜めます。 メンテナンスなどの際に、安全の為に放電する必要が有ります。 当社進相コンデンサには、全て放電抵抗を内蔵しています。 負荷変動に合わせて複数の進相コンデンサを入り切りする場合など早い放電が必要な場合には放電コイルが必要となります。 (表)放電抵抗と放電コイル
放電までの時間 取付 放電抵抗 5分で50V以下 標準内蔵 放電コイル 5秒で50V以下 必要に応じて(DCM-Bシリーズ)
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| 取り違えやすいところ | 正しくは |
|---|---|
| 放電コイルが標準で内蔵されている | 標準内蔵は放電抵抗。放電コイルはオプション(別置) |
| 放電抵抗と放電コイルは放電時間が同じ | 放電抵抗は5分、放電コイルは5秒で50V以下 |
| どの回路でも放電コイルが必要 | 開閉頻度の多い回路や自動力率制御回路などで採用する |
| 放電装置は特に意識しなくてよい | メンテナンス時の安全のために放電が必要 |
- 進相コンデンサは電圧がかかると電気を溜めるため、メンテナンス時に放電が必要
- メーカーの進相コンデンサには放電抵抗が標準で内蔵されている
- 負荷変動に合わせて複数の進相コンデンサを入り切りする場合など、早い放電が必要なときに放電コイルが必要になる
よくある質問(FAQ)
Q. 放電抵抗と放電コイルの違いは何ですか?
主な違いは放電時間です。放電抵抗は5分、放電コイルは5秒で50V以下に放電します。
Q. 標準仕様はどちらですか?
放電抵抗が標準仕様(コンデンサに内蔵)で、放電コイルはオプション(別置)です。
Q. 放電コイルを選定するのはどんな場合ですか?
自動力率調整器で制御し、コンデンサ回路の開放・再投入の頻度が多い場合に、迅速な放電が必要なため放電コイルを採用します。
Q. 価格はどちらが高いですか?
放電抵抗は安価、放電コイルは高価です。
ペン太
ハリタまとめ
- 放電時間による選定
| 機器種類 | 放電時間 | 選定基準 |
| 放電抵抗 | 5分 | 標準 |
| 放電コイル | 5秒 | オプション |
- 放電コイルを選定する条件
- コンデンサを自動力率調整器にて制御している場合
- コンデンサ回路の開放頻度の多い場合
- 放電抵抗と放電コイルの比較
| 項目 | 放電抵抗 | 放電コイル |
| 放電特性 | 5分間で50V以下 | 5秒間で50V以下 |
| 開放時間 | 開閉時間が5分以上 | 開閉時間が5秒以上 |
| 接続方法 | コンデンサに内蔵 | 別置 |
| 価格 | 安価 | 高価 |
| 適用回路 |
|
|
放電装置の選定は、コンデンサ回路の開閉頻度で決まります。
| こんな場面 | 選ぶ装置 | 理由 |
|---|---|---|
| 通常のコンデンサ制御 | 放電抵抗(標準) | 遮断・切り離しから再投入までの時間を確保できるため |
| 自動力率調整器で制御する | 放電コイル | 開放・再投入の頻度が多く、迅速な放電が必要なため |
| 開閉時間が5分以上ある | 放電抵抗 | 5分間で50V以下に放電できるため |
| 開閉時間が5秒程度しかない | 放電コイル | 5秒間で50V以下に放電できるため |
違いで押さえること
- 放電特性は放電抵抗が5分間で50V以下、放電コイルが5秒間で50V以下
- 接続方法は放電抵抗がコンデンサに内蔵、放電コイルは別置
- 適用回路は放電抵抗が普通高圧、放電コイルが開閉頻度の多い回路・自動力率制御回路・特別高圧
選定で押さえること
- 通常のコンデンサ制御なら標準仕様の放電抵抗で満足する
- 自動力率調整器で制御している場合は放電コイルを検討する
- 進相コンデンサはメンテナンス時の安全のために放電が必要
制御方式が決まれば選定はほぼ決まります。開閉頻度を確認するところから始めてください。
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