見積書の下に並ぶ共通仮設費・現場管理費・一般管理費等は、公共工事なら基準の率式、民間なら自社率で計算しますが、率式は直接工事費と工期で変わり、さらに法定福利費の内訳明示も求められるので、毎回 Excel で組み直すのは手間です。このツールは直接工事費と工期を入れると公共建築工事共通費積算基準(令和8年改定)の率式または自社率で3つの率と金額を出し、労務費から保険ごとの法定福利費まで内訳にします。
こんな人に向いています
自分の仕事に当てはまるか、まずここから。
このツールでできること
画面にある機能を、できることの順に。
使い方の流れ
手順は 5 つ。実際のボタン名・入力欄の名前で書いています。
- 1工事の金額と工期を入れる「1 工事の金額と工期」で直接工事費(税抜)を合計で入れるか材料・労務・外注に分けて入れ、工期をか月(0.5か月単位)で入力。工事の種類と新営/改修を選びます。
- 2諸経費の率を決める「2 諸経費の率」で「公共建築の率式(令和8年改定)」か「自社の率を入れる」を選びます。率式の場合も各率を上書きできます。
- 3労務費と料率を入れる「3 法定福利費(内訳明示)」で労務費の求め方を選び、金額または労務費率、人工と労務単価を入れます。保険の事業主負担率は最新の値に直します。
- 4見積書での扱いと端数を選ぶ「小計の下に別枠で加算」か「諸経費に含む」を選び、「4 端数と書き出し」で各費目の端数処理を選びます。
- 5書き出す「経費欄を Excel 用にコピー」で見積書に貼るか、「A4 計算書を印刷/PDF」「Excel ファイルで保存」「法定福利費の内訳だけコピー」を使います。
こんな場面で効きます
場面 → 操作 → 手に入るもの。
コツ・注意点
使う前に知っておくと迷わないこと。
よくある質問
- 率式の計算の基礎は何ですか
- 共通仮設費は直接工事費 P、現場管理費は純工事費 Np=P+共通仮設費、一般管理費等は工事原価 Cp=Np+現場管理費を基礎にします。画面の「計算の基礎」欄と「率式の中身」で確認できます。
- 工期はどう入れればよいですか
- 準備・後片付けを含む契約工期の月数を、0.5か月単位で入れます。率式では工期 T が共通仮設費率・現場管理費率に効きます。
- 見積書にはどう貼り付けますか
- 「経費欄を Excel 用にコピー」で費目・計算・金額の表をコピーして Excel の見積書に貼ります。見積書そのものを作るなら「見積書・内訳書メーカー」と組み合わせられます。
試すのに、準備はいりません。
開いた瞬間から使えます。データは端末の中。気に入らなければ閉じるだけ。
同じ場面で使うツール
「サイズ・容量を決める」の仲間です。


















