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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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電気設備の基本知識 #034【漏電遮断器の施設と省略】

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漏電遮断器の施設と省略

💡🔧

漏電遮断器の施設と省略

🎯この章で学べること

🦔

ハリタ先生

今回は「漏電遮断器」について学びます。感電から人を守る、とても大切な装置ですよ。頑張りましょう!

ペン太

はい、安全のための重要ルールですね!頑張ります!

🐧

この章の学習目標

  • 漏電遮断器の役割と仕組みを理解する。
  • 漏電遮断器を設置する原則を覚える。
  • 設置を省略できる条件を説明できる。

ℹ️基本の解説

🦔

ハリタ先生

まずは「漏電遮断器」がどんなものか、基本から見ていこう。

漏電遮断器の役割

漏電遮断器は、電路の絶縁が劣化するなどして電気が本来の通り道から漏れてしまう「漏電(地絡)」を検知したときに、自動的に電気を止めてくれる安全装置です。この働きによって、人が漏電している機器に触ってしまっても、感電事故や火災を防ぐことができます。

漏電
(地絡)
感電防止用の仕様

特に感電防止を目的とする場合、高感度・高速形の漏電遮断器を使用します。具体的には、定格感度電流が 30mA以下 で、動作時間が 0.1秒以内 のものです。このスペックは試験でも問われることがあるので、しっかり覚えておきましょう。

⏱️
0.1秒
高速動作
💧
30mA
高感度
「過電流遮断器」との違い

よく似たものに「過電流遮断器(配線用遮断器)」がありますが、役割が違います。過電流遮断器は電気の使いすぎ(過負荷)やショート(短絡)から配線や機器を守るのが目的。漏電遮断器は漏電から人を守るのが主な目的です。

🛡️
安全確保
感電・火災防止

🔍施設と省略のルール

🦔

ハリタ先生

ここが試験の最重要ポイント!「いつ設置して、いつ省略できるか」をカードでしっかり覚えよう!

🤔ペン太の質問コーナー

ペン太

先生、「二重絶縁構造」って、どんなものですか? 見分ける方法はありますか?

🐧
🦔

ハリタ先生

いいところに気が付いたね!二重絶縁構造の機器は、感電の危険性が極めて低いように作られているんだ。見分けるには、機器に「回」のような四角が二つ重なったマークが付いているか確認するといいよ。電動ドリルなどの工具によく見られるね。

📌重要ポイントまとめ

🦔

ハリタ先生

最後に、今日の重要ポイントをノートにまとめておさらいしよう!

🧠重要用語フラッシュカード

ペン太

カードで繰り返し練習すれば、数字や条件をしっかり覚えられそうです!

🐧

カードをクリックして、用語と意味を確認し、記憶を定着させましょう。

✔️理解度チェックテスト

🦔

ハリタ先生

さあ、最後の仕上げだ!テストで実力を試してみよう。

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