受注後に見積金額に対していくらで施工するかを決める実行予算は、材料が上がったり外注が想定より高かったりしたときに粗利がどれだけ減るかをすぐ試算できるかで、着工前の手配や交渉が変わります。このツールは工種ごとの売上と材料・労務・外注・経費の予算原価を入れるだけで粗利額・粗利率、一般管理費配賦後の営業利益、目標粗利に足りない額、感度、月別推移を出し、A4 実行予算書にします。
こんな人に向いています
自分の仕事に当てはまるか、まずここから。
このツールでできること
画面にある機能を、できることの順に。
使い方の流れ
手順は 5 つ。実際のボタン名・入力欄の名前で書いています。
- 1案件名と工期を入れる「案件名」(例 〇〇ビル 電気設備工事)と「工期」をか月で入れます。動きを見るだけなら「サンプル」を押します。
- 2工種の売上と原価を入れる「+ 工種を足す」で行を作るか、見積の内訳を貼って工種の行を自動作成します。売上と原価の欄は直接編集でき、空欄は初期率で埋められます。
- 3予算の前提を設定する「予算の前提」で材料・労務・外注・経費の原価の初期率 % を入れて「空欄の原価に当てはめる」、一般管理費の配賦 %、目標粗利率 %、出来高の進み方を選びます。
- 4粗利・感度・推移を確認する右側の「粗利」で粗利率と不足額を見て、「感度・損益分岐」と「月ごとの推移」を開いて確認します。
- 5保存して書き出す「この案件を保存」で残し、「A4 実行予算書を印刷/PDF」か「Excel ファイルで保存」で出力します。
こんな場面で効きます
場面 → 操作 → 手に入るもの。
コツ・注意点
使う前に知っておくと迷わないこと。
よくある質問
- 粗利率と営業利益はどう違いますか
- 粗利率=粗利 ÷ 売上で、粗利は売上から材料・労務・外注・経費の予算原価を引いた額です。営業利益は、そこから一般管理費(売上の %)を配賦して引いたもので、本社経費を含めた採算を見るための値です。
- 目標粗利に足りない額はどう使えばよいですか
- 「原価を下げる場合」と「売上(見積)を上げる場合」の両方で不足額を示します。原価側なら発注先の見直し、売上側なら増額交渉の目安として、どちらで詰めるかを決める材料になります。
- 複数の案件を管理できますか
- 「この案件を保存」で名前を付けてブラウザに保存でき、「新しい案件」で別の案件を作れます。不要になったものは「保存を消す」で消せます。
試すのに、準備はいりません。
開いた瞬間から使えます。データは端末の中。気に入らなければ閉じるだけ。
同じ場面で使うツール
「サイズ・容量を決める」の仲間です。


















