接地設備の設計|B種接地工事について
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この記事の基準で接地線サイズを選定するなら、姉妹サイト「セコサポ」の接地線サイズ選定ツール(A種・B種・C種・D種接地工事対応・登録不要)が便利です。
ペン太
ハリタこの3つ、すぐ答えられますか
- B種接地工事は、何のために施設するのか
- 接地線のサイズは、何をもとに選定するのか
- 接地点の電位は何Vを超えないようにするのか
設置場所
| B種接地工事 | 変圧器(一次二次の混触事故時の危険防止) |
|---|
ペン太
ハリタ- B種接地工事は変圧器に施す
- 一次・二次の混触事故時の危険防止が目的
接地線サイズ一覧表
| 変圧器一相あたりの容量 | 接地線 | ||||||
| 100V | 200V | 400V | |||||
| 5 | kVA以下 | 10 | kVA以下 | 20 | kVA以下 | 5.5 | ㎜ |
| 10 | kVA以下 | 20 | kVA以下 | 40 | kVA以下 | 8 | ㎜ |
| 20 | kVA以下 | 30 | kVA以下 | 75 | kVA以下 | 14 | ㎟ |
| 40 | kVA以下 | 75 | kVA以下 | 150 | kVA以下 | 22 | ㎟ |
| 60 | kVA以下 | 125 | kVA以下 | 250 | kVA以下 | 38 | ㎟ |
| 75 | kVA以下 | 150 | kVA以下 | 300 | kVA以下 | 60 | ㎟ |
| 100 | kVA以下 | 200 | kVA以下 | 400 | kVA以下 | 60 | ㎟ |
| 175 | kVA以下 | 300 | kVA以下 | 700 | kVA以下 | 100 | ㎟ |
- 接地線のサイズは変圧器一相あたりの容量と電圧で選定する
- 電圧は100V/200V/400Vの区分で分かれる
- A種のように対象機器だけでは決まらない点に注意する
文献による内容
- 電技解釈第17条第2項
- 機械的強度
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| 取り違えやすいところ | 正しくは |
|---|---|
| B種もA種と同じ考え方で接地線を選ぶ | B種は変圧器一相あたりの容量と電圧で選定する |
| 接地点の電位は常に150Vが上限 | 遮断時間の条件により300V・600Vまで許容される |
| 機械的強度はどの接地工事も同じ | B種は引張り強さ2.46kN以上または直径4.0㎜以上が原則 |
| B種は機器の外箱に施す | 変圧器の低圧側・中性点などに施し、低圧電路を保護する |
- 根拠は電技解釈第17条第2項
- 高圧又は特別高圧が低圧と混触する恐れがある場合に、低圧電路の保護のために施設する
- 接地点の電位が150Vを超えないようにする(遮断時間により300V・600Vまで緩和)
- 機械的強度は引張り強さ2.46kN以上の金属線、または直径4.0㎜以上の軟銅線
- 高圧電路または使用電圧15000V以下の特別高圧架空電線路と結合する場合は1.04kN以上、または2.6㎜以上
よくある質問(FAQ)
Q. B種接地工事は何のために施設しますか?
高圧又は特別高圧が低圧と混触するおそれがある場合に、低圧電路を保護するために施設します。変圧器の一次・二次の混触事故時の危険防止が目的です。
Q. 接地線のサイズはどのように選定しますか?
変圧器一相あたりの容量と電圧(100V/200V/400V)に応じて、本文の接地線サイズ一覧表から選定します。
Q. 接地点の電位は何Vを超えないようにしますか?
原則150Vを超えないようにします。150Vを超えたときに1秒を超え2秒以内に自動遮断する場合は300V、1秒以内に遮断する場合は600Vまで許容されます(電技解釈第17条第2項)。
Q. 接地線に必要な機械的強度の基準は?
引張り強さ2.46kN以上の金属線、または直径4.0mm以上の軟銅線とします(15000V以下の特別高圧架空電線路と結合する場合は引張り強さ1.04kN以上または直径2.6mm以上の軟銅線)。
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ハリタまとめ
B種接地工事は、高低圧の混触から低圧電路を守るための接地です。
| 遮断の条件 | 接地点の電位の上限 |
|---|---|
| 原則 | 150V |
| 一次側が高圧または35kV以下の特別高圧電路で、150Vを超えたときに1秒を超え2秒以内に自動遮断する場合 | 300V |
| 同じく、1秒以内に遮断する場合 | 600V |
目的で押さえること
- 高圧又は特別高圧が低圧と混触する恐れがある場合に施設する
- 混触時に接地線へ短絡電流が流れた際の電位上昇を抑える
- 低圧機器の絶縁破壊を防止することがねらい
数値で押さえること
- 接地線のサイズは変圧器一相あたりの容量と電圧(100V/200V/400V)で選定する
- 機械的強度は引張り強さ2.46kN以上の金属線、または直径4.0㎜以上の軟銅線
- 高圧電路または15000V以下の特別高圧架空電線路と結合する場合は1.04kN以上、または2.6㎜以上
- 根拠は電技解釈第17条第2項
「接地点の電位を150V以下に抑える」という原則を軸に、遮断時間による緩和条件をセットで覚えておきましょう。
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