メタルラス壁貫通工事
メタルラス壁貫通工事
🎯この章で学べること
ハリタ先生
今回は「メタルラス壁の貫通工事」について学びます。安全に関わる重要なルールなので、しっかり覚えましょう!
ペン太
はい、頑張ります!
この章の学習目標
- ✓メタルラス貫通部は絶縁性防護管を使用する。
- ✓貫通部のメタルラスは十分に切り開く。
- ✓がいし引き配線は電線1本ずつ防護管に通す。
ℹ️基本の解説
ハリタ先生
まずは基本から見ていこう。
対象となる壁
これらのルールは、木造の建物で、メタルラス張り、ワイヤラス張り、金属板張りの壁にケーブルや金属管を通す場合に適用されます。
メタルラスとは?
建築で使われる金網の一種で、壁の強度を高めるためにモルタルなどの下地に使われます。金属製なので電気を通しやすい性質があります。
特に重要なポイント
メタルラスは電気を通すため、電線が直接触れると非常に危険です。そのため、適切な防護措置が法律で定められています。金属製の配管やボックス類も同様に電気的に絶縁する必要があります。
🔍施工の重要ポイント
ハリタ先生
次に、図解で重要ルールを確認しよう!マウスをかざすと各部の名前が見えるよ。
防護管の種類
使用する防護管は、耐久性と絶縁性のあるものでなければなりません。具体的には、合成樹脂管やセラミック製のがい管などが使用されます。
🤔ペン太の質問コーナー
ペン太
なぜメタルラスは「十分に」切り開く必要があるんですか?電線が通るギリギリの穴を開けるだけではダメなんですか?
ハリタ先生
良い質問だね。少しの隙間だけだと、地震の揺れや建物の歪みで電線や防護管がずれて、切り口の鋭い部分で傷ついてしまう恐れがあるんだ。十分に切り開くことで、そうした予期せぬ接触を防ぎ、安全マージンを確保することが目的なんだよ。
📌重要ポイントまとめ
ハリタ先生
最後に、今日の重要ポイントをノートにまとめておさらいしよう!
🧠重要用語フラッシュカード
ペン太
カードで繰り返し練習すれば、しっかり覚えられそうです!
カードをクリックして、用語と意味を確認し、記憶を定着させましょう。
✔️理解度チェックテスト
ハリタ先生
さあ、最後の仕上げだ!テストで実力を試してみよう。