結論

学科の計算問題は全部を完璧にする必要はありません。合格ラインは6割程度なので、頻出でパターンが決まっている問題だけ確実に取り、複雑な問題は思い切って捨てる戦略が有効です。特にオームの法則・合成抵抗・電力の基本は得点源。配点の少ない難問に時間をかけるより、暗記系(図記号・法規・材料)を固めるほうが合格に近づきます。

  • 合格は6割程度。満点は不要
  • 頻出の基本計算だけ確実に取る
  • 難問は捨て、暗記系で底上げ

「計算が苦手…捨てても受かる?」——学科の計算問題との付き合い方を、合格ラインから逆算して解説します。

💬 はりた&ペン太(まずは疑問から)

🐧 見習いペン太
「計算問題、まったく分からなくて…捨てたら落ちますか?」

🦔 はりた
「大丈夫、全部解けなくても受かるんだ。大事なのは”取る問題と捨てる問題”の見極め。一緒に整理しよう」

まず知るべき「合格ライン」

学科試験の合格ラインは概ね6割です。つまり4割は間違えても合格できます。計算問題は全体の一部なので、計算が苦手でも暗記系をしっかり取れば十分合格圏に入ります。

学科の計算は取る問題(オームの法則・合成抵抗・電力)と捨てる問題をラベル付きで示した解説図

取るべき頻出の基本計算

計算のなかでも、パターンが決まっていて得点しやすいものがあります。ここは確実に取りましょう。

テーマねらい目度
オームの法則(V=IR)◎ 最頻出・基本
合成抵抗(直列・並列)◎ パターンが決まっている
電力・電力量(P=VI)◎ 基本公式で解ける
複雑な回路・力率など△ 余裕があれば
出典:HARITAの設計室。◎は優先して押さえたい定番です。

💡 ここがポイント

オームの法則・合成抵抗・電力の3つは、パターンが決まっていて得点しやすい”おいしい問題”。ここだけは捨てないのがコツです。

暗記系で底上げする

図記号、法規(電気工事士法・技術基準)、材料・工具の名前などの暗記系は、努力がそのまま点数になります。計算が苦手なら、暗記系を満点近くまで固めることで合格ラインを越えられます。

💬 はりた&ペン太(というわけで、解決!)

🐧 見習いペン太
「全部解けなくていいんですね。基本の計算と暗記で勝負します!」

🦔 はりた
「その通り。オームの法則・合成抵抗・電力は取る、難問は捨てる、暗記で底上げ。これが計算が苦手な人の合格戦略だよ」

よくある質問

計算を全部捨てても受かりますか?

暗記系を高得点で固めれば可能性はありますが、基本計算は得点しやすいので取っておくと安全です。

どの計算から勉強すべき?

オームの法則→合成抵抗→電力の順で、基本公式で解けるものから固めましょう。

過去問はどう使う?

計算は同じパターンが繰り返し出ます。過去問で頻出パターンに慣れるのが最短です。

ハリタ

この記事を書いた人:ハリタ

電気設備設計の実務者。内線規程・電気工事士資格・住宅の電気設備を「設計者の視点」で解説しています。プロフィール詳細