内線規程の解釈と解説【104】|電気めっき槽の施設
出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
金属加工の現場に欠かせない「電気めっき槽」は、電気分解の原理で金属の薄膜を形成する装置です。感電や火災を防ぐため、電源装置・二次側配線・接地工事について施設基準が定められています。要点を図解で整理します。

✔ 電源装置と一次側の施設基準
✔ 二次側配線の施設基準
✔ 接地工事の基準と省略できる条件
電源装置と一次側の施設基準
- 電源供給には必ず絶縁変圧器を使用し、漏電による感電リスクを低減します。
- 他の機器との電源共用は禁止され、めっき槽専用の電源装置を設けます。
- 一次側は各極に開閉器と過電流遮断器を設置します(多線式電路の中性極は除く)。
- ただし過電流遮断器に開閉機能があれば、遮断器のみでも可とされます。
二次側配線の施設基準
- 使用する電線は絶縁電線・キャブタイヤケーブル・ケーブルのいずれかとします。
- 取り扱い者以外が容易に触れない構造であれば、裸導体の使用も認められます。
- 腐食性ガスなどがある場所では、配線を「腐食性ガスなどがある場所の施設基準(3425節)」に準じて設置し、腐食による劣化を防ぎます。
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ハリタ接地工事の基準と省略できる条件
- 低圧300V以下で使用する場合はD種接地工事を行います。
- 300Vを超える低圧の場合は、より強化されたC種接地工事が必要です。
- 槽内の金属製水管が大地と電気的に確実に接続され、接地抵抗が100Ω以下(300V以下)/10Ω以下(300V超)であれば、接地工事を省略できます。

よくある質問(FAQ)
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内線規程の実務では、規程集や技術資料を手元に置いておくと確認がぐっと早くなります。
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