内線規程の解釈と解説【116】|配線設計(加熱装置)
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出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
電気オーブンやIHクッキングヒーターのような加熱装置は、消費電流が大きく連続使用も多いため、配線設計に専用のルールが定められています。ここでは内線規程3705節をもとに、分岐回路・幹線の設計基準と、便利な「3705-5表」の使い方を整理します。

結論
加熱装置は定格電流の大きさで設計が分かれます。定格50A以下なら過電流遮断器は50A以下、50Aを超える単独装置は定格電流の1.3倍以下の遮断器を使い専用回路が原則。定格400A以下なら「3705-5表」で電線サイズと遮断器・開閉器容量が一発で決まります。
加熱装置は定格電流の大きさで設計が分かれます。定格50A以下なら過電流遮断器は50A以下、50Aを超える単独装置は定格電流の1.3倍以下の遮断器を使い専用回路が原則。定格400A以下なら「3705-5表」で電線サイズと遮断器・開閉器容量が一発で決まります。
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分岐回路の設置基準
- 定格電流が50A以下の加熱装置:過電流遮断器は50A以下、電線は定められた基準以上の太さを選定する。
- 定格電流が50Aを超える単独の加熱装置:遮断器は装置の定格電流の1.3倍以下、電線の許容電流は装置の定格電流以上とする。
- 50A超の装置は専用回路が原則。他の機器と共用しないで設計する。
幹線の設置基準
- 電線の太さは、接続する加熱装置の定格電流の合計以上とする。
- 需要率・力率が分かっていれば、それを考慮して電線を減少させることもできる。
- 過電流遮断器は、幹線の許容電流以下のものを選ぶ。
3705-5表でかんたん選定
- 定格電流が400A以下の加熱装置なら、3705-5表を使うだけで、幹線・分岐の電線サイズや過電流遮断器・開閉器の容量が決まる。
- 個別に計算する手間が省けるため、実務での選定がスピーディになる。
たとえ話でイメージ
加熱装置の配線は、いわば大食いのお客さん専用のテーブルを用意するようなもの。普通の機器と相席にすると容量が足りず危険なので、容量に余裕を持たせた専用席(専用回路)を準備しておく、というイメージです。
加熱装置の配線は、いわば大食いのお客さん専用のテーブルを用意するようなもの。普通の機器と相席にすると容量が足りず危険なので、容量に余裕を持たせた専用席(専用回路)を準備しておく、というイメージです。
見習いペン太
加熱装置の配線って、普通のコンセント機器と同じ感覚でいいの?
はりた
ダメなんだ。加熱装置は電流が大きいから、50Aを境に設計ルールが変わるし、大きいものは専用回路が基本だよ。
見習いペン太
いちいち電線や遮断器を計算するのは大変そう…
はりた
そこで便利なのが3705-5表だよ。400A以下なら、表を見るだけで電線も遮断器も一発で決まるんだ。
よくある質問(FAQ)
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