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金属線ぴと金属ダクト工事
学習進捗0%
この章でわかること
🦔
ハリタ先生
今回は「金属線ぴと金属ダクト工事」について学びます。幅による種類の違いや、施工上のルールが重要なポイントですよ!
ペン太
はい、「金属線ぴと金属ダクト工事」ですね。頑張って覚えます!
🐧
基本の解説
金属線ぴ工事とは、絶縁電線を金属製の底とふたでできた樋(とい)に納めて配線する工事のことです。この樋を「金属製線ぴ」と呼びます。一方で、より大きな「ダクト」に配線を収めるのが金属ダクト工事です。
これらの主な違いは幅によって決まります。また、金属製線ぴは、300V以下の露出配線工事に使用されるという重要な規定があります。
図解で覚える!ポイント
①
金属製線ぴとは
配線を収めるための金属製の樋(とい)のことです。
②
1種金属製線ぴ
幅が4cm未満のもの。別名「メタルモール」。図記号はMM1。
③
2種金属製線ぴ
幅が4cm以上5cm以下のもの。別名「レースウェー」。図記号はMM2。
④
金属製ダクト
幅が5cmを超え、厚さ1.2mm以上の鋼板を使用。図記号はMD。
比較表
種類 | 図記号 | 幅 | 厚さ | 別名 | 用途 |
---|---|---|---|---|---|
1種金属製線ぴ | MM1 | 4cm未満 | – | メタルモール | 300V以下の露出配線工事 |
2種金属製線ぴ | MM2 | 4cm以上5cm以下 | – | レースウェー | |
金属製ダクト | MD | 5cmを超える | 1.2mm以上 | – | 多数の電線を収める配線 |
一目でわかる!種類と幅の関係
4cm
5cm
1種金属線ぴ
MM1
2種金属製線ぴ
MM2
金属製ダクト
MD
厚さ1.2mm以上
施工上の注意点
使用する電線
金属線ぴ工事では、屋外用ビニル絶縁電線(OW)以外の絶縁電線を使用する必要があります。
電線の接続
原則として、金属線ぴ内で電線を接続することは禁止されています。ただし、以下の条件をすべて満たす場合に限り、例外として接続が認められます。
- 電気用品安全法の適用を受ける2種金属製線ぴを使用する。
- 電線を分岐する場合であること。
- 接続点が容易に点検できるように施設する。
- D種接地工事を施すこと(線ぴが金属製のため)。
- 分岐した電線を外部に引き出す部分は、貫通部分で電線が損傷しないように保護する。
支持方法と接続
- 金属線ぴの支持点間距離は1.5m以下とすることが望ましいです。
- 金属線ぴ相互、および金属線ぴとボックスは、堅ろうかつ電気的に完全に接続する必要があります。これは漏電時の感電を防ぐためです。
禁止事項
低圧の屋側配線(屋外の壁面など)では金属線ぴ工事は禁止されています。
ペン太
なるほど!屋外の壁には使えないんですね。しっかり固定して、アースを取ることも大事なんだ!
🐧
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