動く図解|弱電設備
117 全体フローと工事区分
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 弱電設計の6ステップ | 工事区分 → 配管ルート → LAN・電話 → テレビ共聴 → 放送・IP → 図面化と拾い | 機器選定より先に「どこまでが自分の工事か」 |
| STEP 2 強電と弱電 | 太い電力の流れと、情報の小さな流れ。数十年そのままの強電と、数年で世代が変わる弱電 | 弱電は「あとで替わる」前提で計画する |
| STEP 3 工事区分 | 引込からMDF・情報コンセント・端末までの1本を、通信事業者・電気工事・内装や機器業者が分けて受け持つ | いちばん危ないのは「たぶん誰かがやる」 |
| STEP 4 区分を決める手順 | 並べる → 担当を決める → 境界を書く → 電源を決める → 区分表にする | 「LANは通信業者」ではなく「どこまで」で書く |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル① 全体フローと工事区分 →
118 配管・配線ルート
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 弱電が通る道 | 1FのMDFからEPSを上がって各階のIDFへ、天井内を横に走って情報コンセントへ | MDFとIDFの位置で後ろの計画が決まる |
| STEP 2 強電との離隔 | 強電と平行に長く走る弱電がノイズを拾う例と、直角の交差・セパレータ付きのラック | 効くのは距離と平行に走る長さ |
| STEP 3 空配管 | 竣工時は空のまま入れた配管に5年後ケーブルが通る例と、配管を削って壁を開ける例 | 躯体に埋まるものはあとから足せない。呼び線と両端の位置を残す |
| STEP 4 経路の選び方 | OAフロア・EPS・天井内ラック・躯体内の配管の更新のしやすさ | 更新しにくい経路ほど余裕と空配管を厚く |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル② 配管・配線ルート →
119 LAN・電話
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 LANの配線は3階層 | MDF⇔IDFの幹線系、IDF⇔情報コンセントの水平系、情報コンセント⇔端末の機器系 | 設計者が主に決めるのは真ん中の水平系 |
| STEP 2 水平配線の距離 | IDFの届く範囲の円から外れた情報コンセントと、IDFを増やして収める配置。図面上70mが実長で90mを超える | 届かないならケーブルを伸ばさずIDFを増やす |
| STEP 3 情報コンセント | 席ごとに付けた情報コンセントが席替えで合わなくなる例と、島ごとに配る例 | 席ではなくエリアに配る。天井のAPと機器まわりも忘れない |
| STEP 4 PoEとMDF | 給電HUBから1本で無線AP・カメラ・IP電話へ。ONU・ルータ・HUB・主装置が並ぶMDF | 機器の数だけ電源・発熱・スペースが要る |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル③ LAN・電話 →
120 テレビ共聴
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 共聴は引き算 | 地上デジタルでブースター出力95から損失を順に引き、端子72.0dBμVになる | 増やせるのはアンプだけ。あとはすべて減る |
| STEP 2 端子で必要なレベル | 地上デジタル50〜81、衛星52〜81、4K8K衛星54〜81dBμVの範囲とC/N | 下限だけでなく上限も見る。C/Nが悪いと映らない |
| STEP 3 4K8K帯の損失 | 同じ経路を3224MHzで計算すると端子54.6dBμVで下限ぎりぎり | 分配で約1.7倍、ケーブルで約2.4倍に損失が増える |
| STEP 4 ブースターとC/N | ブースターで信号と雑音が一緒に大きくなり、差は変わらない | C/Nはアンテナで稼ぐ。ブースターはアンテナの近くに |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル④ テレビ共聴 →
121 放送・IP
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 放送設備は二階建て | 1階に消防法で決まる非常放送、2階に建物の使い方で決まる業務放送。1台にまとめた兼用形 | 非常放送の器に業務放送を載せるのが基本 |
| STEP 2 スピーカーの級と間隔 | 100㎡超はL級、50㎡超100㎡以下はL・M級、50㎡以下はS級も可。水平距離10mの円 | 級は放送区域の面積で決まる。階段は垂直15mごとにL級 |
| STEP 3 区分鳴動 | 3階出火で3・4階、1階出火で1・2階と地階が鳴る | 「5階以上かつ3,000㎡超」は放送のルールではない |
| STEP 4 ハイインピーダンスと配線 | 8Ω直結で電力の半分が消える例と、100Vラインでロス1%未満の例。耐火・耐熱配線と非常電源 | アンプ容量は合計W×1.2程度。非常電源は10分 |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル⑤ 放送・IP →
122 図面化と拾い
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| STEP 1 弱電は図と表 | 主幹から分岐が並ぶ強電の単線接続図と、系統図・配線図・機器仕様・構成図に表が加わる弱電 | 「どの信号で、どれが動くか」は線では描けない |
| STEP 2 端子盤は対数で語る | GB-60/80-2 をキャビネット形式・実装対数・容量・列数に分解する | 強電は回路数と主幹容量、弱電は「対数」 |
| STEP 3 拾いの単位 | 端末処理・光の成端・材料の割増・途中接続・試験を強電と弱電で比べる表 | 材料は増え、手間の大半は結線にある |
| STEP 4 1枚の図面に3つの業種 | 電気工事・電気通信工事・消防施設工事と、館内放送と非常放送に割れるスピーカー | 用途で業種が割れる。工事区分表を行ごとに決める |
この図を使った解説記事弱電設備の設計マニュアル⑥ 図面化と拾い →
