動く図解|コンセント設備
動く図解のうち「コンセント設備」の図解をまとめたページです。
105 計画の全体フローと負荷の想定
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| STEP 1 個数決めではなく割り振り | 「とりあえず2〜3個」は根拠のない個数決め。分電盤から一般用・OA用・専用回路・特殊へ電気を割り振る | すべては「何が挿さるか」からの逆算 |
| STEP 2 計画の6ステップ | 負荷の想定 → 配置計画 → 回路分割 → 接地・特殊 → 施工・検査 → 図面化・積算 | 個数は結果であって、出発点ではない |
| STEP 3 負荷は4つに分けて数える | 一般用は配置で、OA用はレイアウト図で、専用回路は1機器1回路、特殊は早めに有無を確認 | 分けてから数えると、抜けと重複が見つけやすい |
| STEP 4 見落としやすい負荷 | 複合機・給湯室・自動販売機・サーバー・電気錠・清掃用・屋外・将来増設に順にチェックが入る | こわいのは数え間違いより数え漏れ |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル① 計画の全体フローと負荷の想定 →
106 配置計画
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| STEP 1 どこに・いくつ | 事務室・会議室・住宅の居室・廊下・給湯室・屋外で、置き方の目安が変わる | 迷ったら「使う人の動作」を実況中継してみる |
| STEP 2 どの高さ | 壁の立面に、FL+250・400・1,050・1,900・2,000の高さが順に現れる | 数値はあくまで目安。特記仕様書・施主基準が最優先 |
| STEP 3 どの器具 | 屋外か → 接地が要るか → 抜けたら困るか、の順に答えて防雨形・接地極付・抜け止めを選ぶ | 迷ったら接地極付を選んでおくと後悔が少ない |
| STEP 4 配置のコツとNG例 | 対角に2か所は使える。ドアの陰と大型家具の裏のコンセントには×が付く | 家具の裏はホコリとトラッキングの火災リスクにもなる |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル② 配置計画 →
107 回路分割
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| STEP 1 まず専用回路を仕分ける | エアコン・IH・洗濯乾燥機・給湯器・複合機・サーバー・厨房機器・自販機・EV充電が並ぶ | 合言葉は「大きい・止めたくない・水と熱」→ 1機器1回路 |
| STEP 2 1回路にいくつ | 20Aの回路にコンセントを1個ずつ足し、150VAずつ積んで約1,500VAになる | 個数は上限ではなく目安。判断は実際に挿さる機器の合計VA |
| STEP 3 遮断器と電線はセット | 15A・20A配線用遮断器・20Aヒューズ・30Aの分岐回路と、電線の太さ・つなげるコンセントの組み合わせ | 実務の主役は20A配線用遮断器+1.6mm |
| STEP 4 分電盤の回路表に落とす | L-1〜L-8に場所+用途の回路名が入り、最後の2回路は予備になる | 10年後の改修工事の人が読んでも分かる名前に |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル③ 回路分割 →
108 接地と特殊コンセント
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| STEP 1 接地 ― 極付と端子付は別モノ | 接地極付(E)にはプラグの接地極が入り、接地端子付(ET)には緑の接地線がつながる | 迷ったら、機器のプラグと接地線がどっち型かを見る |
| STEP 2 200V ― もう来ている電圧 | 単相3線のL1-Nで100V、L1-L2で200V。両端の線から200Vの機器へ取り出す | 200V回路は必ず専用回路。コンセントの形状は250V用 |
| STEP 3 EV充電 ― 4つの掟 | 分電盤から200Vの専用回路を引き、屋外の防水形コンセントから車の充電口へケーブルが届く | 将来のV2H・充電器化に備えて配管は太めに |
| STEP 4 非常コンセント | 11階以上の階に赤い表示灯がともり、非常電源から耐火配線で電気が届く | 入居者用ではなく、消防隊が使う設備 |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル④ 接地と特殊コンセント →
109 施工・検査
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| STEP 1 ボックスのおさまり | 間柱と給水管のあいだにボックスが入り、浅型では蓋が閉まらず深型なら納まる | 閉じたあとの手直しは、ぜんぶ「壊してから」 |
| STEP 2 結線のきほん | 盤から1個目・2個目・3個目へ送り配線がつながり、極性・ストリップ長・締付けの注意が並ぶ | 間違っていても一見動いてしまうから怖い |
| STEP 3 竣工検査の5チェック | 極性・接地・絶縁抵抗・端子トルク・プレートの仕上がりに順にチェックが入る | 測った値は必ず記録。送電は「合格」してから |
| STEP 4 トラブルの芽 3兄弟 | 発熱・トラッキング・ゆるみの原因と対策が並ぶ | サインは「におい・焦げ跡・熱」。出たらまず使用を止める |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル⑤ 施工・検査 →
110 図面化と拾い・積算
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| STEP 1 あとで拾える図面の3条件 | 図面 → 拾い書 → 内訳書の流れと、記号と凡例の一致・全器具への回路番号・特記の図面内完結 | 判定基準は、描いた人がいなくても拾えるか |
| STEP 2 平面図と回路表 | 平面図のC-1〜C-3の記号が、回路表の用途・備考・個数につながる | 備考に接地・防水・高さを書けば、拾う人は図面を往復しない |
| STEP 3 拾い出しの順番 | 室ごと → 回路ごと → 材料ごとに数え、落ちやすい3か所を押さえる | ミスの原因は、数える力ではなく順番がないこと |
| STEP 4 数量が金額に変わる | 数量 × 複合単価(材料費+労務費)= 金額 → 内訳書 | 見積は総額ではなく中身を比べる |
この図を使った解説記事コンセント設備の設計マニュアル⑥ 図面化と拾い・積算 →
213 住まいの電気設備の決め方
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| STEP 1 打ち合わせの時期 | 電気の打ち合わせは着工の1〜2か月前に集中する。後半にいきなり来る | 石膏ボードを貼る前が変更の最終ライン。上棟後に一度は現場で高さと位置を確かめる |
| STEP 2 事前に決める3つ | ① 家具を実寸で描く(家具の裏のコンセントは、ないのと同じ)② 1日の動線を時間で書き出す | ③ 10年後を想定する。EVの空配管・子ども部屋の分割・在宅勤務のLAN・スイッチの高さ |
| STEP 3 コンセントの数と高さ | 2畳に1か所2口が最低ライン。LDK10〜14口・キッチン6〜10口・寝室4〜6口 | 標準FL+250、ソファ横400、洗面やデスク900〜1,100、カウンター上1,100〜1,250、エアコン1,800〜2,000 |
| STEP 4 専用回路と分電盤 | エアコン・IH・電子レンジ・食洗機・冷蔵庫・エコキュート・EVは専用回路 | 分電盤は16〜24回路で予備を2〜4回路残す。オール電化は契約60A以上が目安 |
この図を使った解説記事住まいづくりで後悔しない電気設備の決め方|打ち合わせの流れ・コンセント計画・2026年の補助金まで【住まいづくり①】 →
214 キッチンのコンセント計画
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| STEP 1 朝の同時使用 | 炊飯器・トースター・ケトルが同時に動くと合計3,000W近く。1回路の上限約2,000Wを超える | カウンター上は最低2系統(家電が多いなら3系統)。左右で回路が違うことを住まい手に伝える |
| STEP 2 8回路の割り当て | ① IH 200V ② 電子レンジ ③ 食洗機 ④ 冷蔵庫(単独+アース) | ⑤ カウンター右 ⑥ カウンター左 ⑦ 換気扇・照明 ⑧ ダイニング側。7〜8回路は多すぎない |
| STEP 3 置き場所と高さ | カウンター上は天板から100〜150mm(水はねを避ける)。冷蔵庫の上部はFL+1,800〜1,900 | シンク下・パントリー・ダイニング脇・キッチン入口も。置きたい家電まで書き出す |
| STEP 4 冷蔵庫とIH | 冷蔵庫は止まると中身が傷む・起動電流・アース・24時間挿しっぱなしの4つの理由で単独回路 | IHは200V専用20〜30Aで停電時は使えない。将来IHにするなら新築時に200Vの空配線 |
この図を使った解説記事キッチンのコンセント計画|家電の消費電力一覧と回路の分け方 →
220 接地極と接地端子
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| STEP 1 接地のはたらき | 機器の外箱に電気がもれたとき、接地がないと触れた人の体を通って大地へ流れる | 接地があれば、もれた電気は接地線から大地へ逃げる |
| STEP 2 接地極と接地端子 | 接地極付(E)は3Pプラグを差すだけで接地される | 接地端子付(ET)は機器の接地線をねじで留める。両方付きはEET |
| STEP 3 使い分け | 抜き差しや移動の多いパソコンなどは接地極、据え付ける洗濯機・電子レンジなどは接地端子 | 迷ったらEET。接地端子付は接地線をつなぎ忘れると接地されていない |
| STEP 4 内線規程2022年版 | 台所・厨房・洗面所・便所・雨線外のコンセントは接地極付が勧告から義務に(3202-3) | 住宅のすべてのコンセントは推奨から勧告に。「全部が義務」ではない |
この図を使った解説記事強電設備の設計|コンセントの接地極・接地端子の使い分けについて詳しく解説 →
221 コンセント1つの負荷
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| STEP 1 15A 125V の読み方 | 15Aは定格電流、125Vはコンセントが耐えられる定格電圧 | 計算は家の電圧100V×15A=1,500W。125V×15A=1,875Wとするのは間違い |
| STEP 2 差した機器の足し算 | 口が2つあっても、上限はコンセント1つで15A(1,500W) | トースター600W+電子レンジ1,000W=1,600W(16A)で超える |
| STEP 3 上限は3つの段 | ① コンセント1つ15A ② テーブルタップ本体の定格 | ③ 同じ分岐回路のコンセントはブレーカー20Aを分け合う。別の部屋でも同じ回路なら合計 |
| STEP 4 超えたときと対策 | ブレーカーが落ちる。落ちなければコードやプラグが熱をもち火災の原因に | 大きい家電は専用回路、同時に使う家電は回路を分ける |
この図を使った解説記事強電の設計|コンセント1つに接続可能な負荷について詳しく解説 →
238 コンセントが熱い・焦げ臭い
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| STEP 1 4つの原因 | 容量オーバー・トラッキング・接触不良・コードの劣化 | どれも火災の初期サイン |
| STEP 2 対処の手順 | ブレーカーを切る→プラグを抜く→焦げ・変色を見る | 変色・焦げ・再発は業者へ |
| STEP 3 危険度4段階 | 低・中・高・緊急 | 使うのをやめたら冷めるかで判断 |
| STEP 4 トラッキング | ホコリ+湿気で小さな放電 | 年1〜2回、抜いて乾いた布で拭く |
この図を使った解説記事コンセントが熱い・焦げ臭いときの危険度と対処|火災を防ぐチェック →
240 タコ足配線はどこまで大丈夫
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| STEP 1 数ではなくW数 | 1口125V・15A=約1500Wまで | レンジ+ケトルは2口でも超過 |
| STEP 2 危ない使い方 | 多段連結・高W家電の共用・束ねたコード・ホコリ | それぞれの代わりにすること |
| STEP 3 タップの表示 | 1500W・1200W・700Wの製品がある | PSEマークのない製品は使わない |
| STEP 4 根本の解決 | 高W家電は壁に直接・別回路 | 足りない場所はコンセントを増設 |
この図を使った解説記事タコ足配線はどこまで大丈夫?設計者が電源タップの選び方を解説 →
