内線規程の解釈と解説【009】|接地
出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
接地(アース)は、電気を安全に地面へ逃がして感電や火災を防ぐしくみです。押さえるポイントは 「接地とは/A〜D種の使い分けと抵抗値」 の2つです。

要点は2つ。①接地とは=電気を安全に大地へ逃がし、感電・火災を防ぐ。②A〜D種=A種=高圧・特別高圧(10Ω)/B種=変圧器の混触防止/C種=300V超(10Ω)/D種=300V以下(100Ω)。C種・D種は「300V」が境目。
① 接地とは
- 接地(アース)=電気を安全に地面へ逃がすしくみ
- 電気が漏れたり異常が起きたとき、電流を大地へ流して 感電や火災を防ぐ
② A〜D種の使い分けと抵抗値
| 種別 | 対象機器 | 接地抵抗値 |
|---|---|---|
| A種 | 高圧・特別高圧の機器の外箱・鉄台など | 10Ω以下 |
| B種 | 変圧器の高圧と低圧の混触防止(低圧側・中性点) | 一線地絡電流に応じて決定 |
| C種 | 300Vを超える低圧機器 | 10Ω以下 |
| D種 | 300V以下の低圧機器 | 100Ω以下 |
※C種・D種は動作時間0.5秒以内の漏電遮断器を設けるなどの条件で500Ω以下に緩和できます。

- A種:高圧・特別高圧の機器の外箱・鉄台など → 10Ω以下
- B種:変圧器の高圧と低圧の混触防止(低圧側・中性点) → 一線地絡電流に応じて決定
- C種:300Vを超える低圧機器 → 10Ω以下
- D種:300V以下の低圧機器 → 100Ω以下
- 漏電遮断器(0.5秒以内)などの条件でC種・D種は500Ω以下に緩和できる
よくある質問(FAQ)
Q. C種とD種はどう使い分けるの?
A. どちらも低圧機器の接地ですが、対象の電圧で分かれます。300Vを超える低圧機器はC種(10Ω以下)、300V以下の低圧機器はD種(100Ω以下)です。「300V超か300V以下か」で覚えると分かりやすいです。
Q. A種とB種はどんなときに使うの?
A. A種は高圧・特別高圧の機器の金属製外箱や鉄台などに施し、抵抗値は10Ω以下です。B種は変圧器で高圧と低圧が混ざる(混触)のを防ぐため低圧側・中性点などに施し、一線地絡電流に応じて抵抗値を決めます。
Q. 漏電遮断器があると接地抵抗値はゆるくなるの?
A. C種・D種では、動作時間0.5秒以内の漏電遮断器を設けるなどの条件を満たせば、接地抵抗値を500Ω以下まで緩和できます。







