動く図解|EV充電・再エネ
129 EV充電・再エネの全体像
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 3つの設備は電気の向きが違う | EVは負荷、太陽光は電源、蓄電池は時間帯で負荷にも電源にもなる | 容量を足す話・系統へ流す話・時間軸の話に分かれる |
| STEP 2 太陽光でEVは相殺できない | 発電は昼に山、EV充電は夕方〜夜に山。夜と曇りは発電がほぼゼロ | 受電設備は発電ゼロでも成立させる。蓄電池でずらせるのはピークだけ |
| STEP 3 接続点で決まる4つのこと | 低圧か高圧か・逆潮流の有無・法令上の扱い・電力会社との協議 | 技術の最適解と手続きの現実解は食い違うことがある |
| STEP 4 容量で持つか、制御で持つか | 10台×6kW=60kWを確保するか、上限を決めて余裕ぶんを配分するか | 決め手は運用。誰の車か・いつ・何時間・将来何台・課金を聞く |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル① 全体像 →
130 EV充電設備
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 充電方式は滞在時間で決める | 40kWhの満充電はEV用コンセント約13時間、普通充電器約7〜13時間、急速充電器30分〜2時間 | 翌朝まで停めるなら3kWで足りる。30分で帰る客には急速充電 |
| STEP 2 同時使用率の置き方 | 容量=台数×1台の出力×同時使用率。社用車・従業員用・来客用・集合住宅で見方が変わる | 正解はない。「夜間に充電するのは3台まで」など根拠ごと書く |
| STEP 3 負荷率制御 | 建物の負荷を測り、契約電力までの残りを充電に配分。全体上限・均等配分・優先順位 | 通信が止まったら停止・最小出力に倒れる製品を選ぶ |
| STEP 4 駐車場の条件と将来計画 | こう長100m超の電圧降下、屋外環境、衝突、専用回路と漏電遮断器。管路や盤スペースは先に仕込む | 空配管を1本余分に。将来計画は図面に書いて伝える |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル② EV充電設備 →
131 太陽光の系統連系
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 PCSが直流と交流の境界 | パネルの直流をPCSが交流に変えて連系点から系統へ。MPPT・系統連系保護・単独運転検出・自立運転出力 | 過積載でもPCS容量が系統への最大電力。幹線と保護はPCS側の数字で |
| STEP 2 逆潮流を出すか、出さないか | 余った電気を系統へ流すと系統側の検討が増え、流さないなら逆電力継電器で止める | 出さないなら協議は軽いが、止める仕組みと動作確認が要る |
| STEP 3 単独運転を止める | 断線して停電した区間に太陽光が電気を送り込み、復旧作業員が感電する危険 | 受動的方式と能動的方式で確実に止める。停電時は太陽光だけでは使えない |
| STEP 4 保護継電器と協議の流れ | 電圧(OVR・UVR)・周波数(OFR・UFR)・向き(RPR)・地絡を見張る。事前相談→申込み→接続検討→連系 | 接続検討で待たされることがある。竣工日から逆算して申込時期を決める |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル③ 太陽光の系統連系 →
132 蓄電池と自立運転
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 kWとkWhは別のこと | 冷蔵庫・照明・通信0.5kW×12時間=6kWh。空調やエレベーターが入ると十数kWに跳ね上がる | 容量が足りても出力が足りなければ動かない。聞くのは「何を止めたくないか」 |
| STEP 2 特定負荷か、全負荷か | 非常時用分電盤に生かす回路をまとめる方式と、主幹を切り替えて全回路につなぐ方式 | 全負荷でも合計には出力の上限がある。新築なら盤を最初から分ける |
| STEP 3 切替時間 ― 瞬断を許せるか | 停電を検知して蓄電池に切り替わるまでの数秒、建物の電気は一度落ちる | サーバや制御装置はUPSとの二段構え。役割が違うので代替できない |
| STEP 4 置き場所と2つの使い方 | 重量・温度・換気と離隔・消防への届出。平常時は契約電力の山だけを蓄電池から出す | 非常用に温存するかピークカットか、主目的を先に決める |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル④ 蓄電池と自立運転 →
133 保護と施工
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
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| STEP 1 事故電流の供給元が2つになる | 発電設備がなければ上流の遮断器を切れば止まるが、あると下流の発電設備からも事故点へ流れ続ける | 発電側も切り離す。短絡電流が増えるので既存遮断器の遮断容量を確認 |
| STEP 2 直流側は常識が通じない | 交流はゼロ点でアークが消えるが、直流は消えない。主幹を切ってもパネル側は生きている | 交流用の開閉器は使えない。遮光か日射のない時間に作業、コネクタは同一型式 |
| STEP 3 屋根の上の雷対策 | パネルとPCSの間に直流用SPD、PCSと盤の間に交流用SPD。架台も建物の接地系とボンディング | 接続線は往復0.5m以内、直流の往復線を近接させてループを小さく |
| STEP 4 竣工検査と10年後 | 絶縁抵抗・接地抵抗に加えて、直流側の絶縁抵抗、開放電圧と極性、保護継電器、単独運転・切替試験 | 紫外線劣化・腐食・防水まで見て、結果を記録に残す |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル⑤ 保護と施工 →
134 申請と図面化
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| STEP 1 3種類の手続きが別々に走る | 系統連系(電力会社)・法令上の届出(国・自治体・消防)・事業性(補助金ほか) | ひとつ通っても他は通らない。3つを1枚に並べて管理する |
| STEP 2 どこから発電所になるか | 一般用・小規模な事業用・自家用電気工作物と、出力の境界で区分が変わる | 境界のどちら側に置くかは設計判断で動かせる。最新の規定で確認 |
| STEP 3 竣工日から逆算して線を引く | 竣工日→連系希望日→申込日→設計完了日。間に読みにくい協議期間が入る | 工程表に竣工日の次に書くのは申込日。申込には基本設計が要る |
| STEP 4 単線結線図に何を描くか | 接続点と系統構成・EV・太陽光・蓄電池・保護・将来計画・竣工時の記録 | 次に触る人が調べ直さずに済む1枚にする |
この図を使った解説記事EV充電・再エネ設備の設計マニュアル⑥ 申請と図面化 →
