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毎日さわっているのに、説明しようとすると意外と言葉に詰まるのがコンセントです。「穴のこと?」「プラグのこと?」「図面の丸い記号は何?」。この記事では、ものとしてのコンセント、図面の記号、用途の3つを、動く図解で順番にほどきます。電気設備の仕事を始めたばかりの人が、最初に読む1本として書きました。

結論

コンセントは壁の中の電線と、家電のプラグをつなぐ受け口です。図面では円に2本線、壁の側を塗る記号で描き、種類は場所と機器で選びます。

  • JISの名前は配線用差込接続器。差し込まれる側がコンセント、差し込む側がプラグ
  • 穴は左が長い(接地側)、右が短い、下のU字は接地極
  • 横に文字がなければ1口・15A・100V用。水回りとエアコンの機器用は接地極付
  • 1つのコンセントで使えるのは合計1,500Wまで
この記事で押さえる5つのこと
項目を押すと、その章へ飛びます。図はすべて動く図解です(止まっていても読めます)。
結論の図:コンセントは、ものとしては壁の受け口、図面では塗った円に2本線の記号、用途は水回りは接地極付・エアコンは専用・屋外は防雨形のように場所で選ぶ。1つのコンセントは合計1500Wまで
くり返し動きます。もの、記号、用途の順に見ると、コンセントの全体がつかめます。

コンセントとは ― 壁の電気と家電をつなぐ「受け口」

コンセントは、壁や床に付いていて、家電のプラグを差し込む器具です。分電盤のブレーカーから壁の中を通ってきた電線(ケーブル)がコンセントの裏につながっていて、プラグを差すと、その先の家電に電気が流れます。

コンセントのしくみ:分電盤のブレーカーから壁の中の電線を通って電気がコンセントに来て、プラグを差すと家電に電気が流れる
プラグを差し込むと、分電盤から来ている電気が家電に流れます。コンセントまでが建物の電気設備、プラグから先が家電です。

「コンセント」は実は和製英語です。英語では outlet(アメリカ)や socket(イギリス)と呼びます。JIS C 8303(配線用差込接続器)では、差し込まれる側をコンセント、差し込む側を差込プラグと呼び分けています。ふだん言う「コンセントを抜いて」は、正しくは「プラグを抜いて」です。

呼び方 何のこと どちら側
コンセント 壁や床に付いた受け口 建物側(電気設備)
差込プラグ(プラグ) コードの先の差し込む部分 家電側
テーブルタップ コード付きの延長用の受け口 家電側(持ち運ぶもの)
配線用差込接続器 コンセントとプラグなどをまとめたJISの名前 両方
名前の出どころ:JIS C 8303 配線用差込接続器。
たとえるなら
コンセントは、水道の「蛇口」のようなもの
壁の中の水道管が電線、蛇口がコンセント、ホースが家電のコード。元栓にあたるのが分電盤のブレーカーです。蛇口をいくつ開けても水道管の太さ以上は流れないのと同じで、コンセントにも流せる量の上限があります(5章)。
ここまでのポイント
  • コンセントは、壁の中の電線と家電をつなぐ受け口
  • 差し込む側はプラグ。「コンセントを抜く」は正しくは「プラグを抜く」
  • JISの名前は配線用差込接続器

ものとしてのコンセント ― 部品と穴の形

壁のコンセントは1つの部品ではありません。表から見えるプレートの奥に、取付枠、コンセント本体、そして壁の中のボックスとケーブルが重なっています。

コンセントの部品を横から見た図:表からプレート、取付枠、コンセント本体、壁の中のボックス、分電盤から来たケーブル
横から見た図です。ふだん「コンセント」と呼んでいるのはプレート、取付枠、本体の3つ。ボックスとケーブルは壁の中に隠れています。

本体の裏には、電線を差し込むだけで留まる端子(速結端子)があり、ここに壁の中のケーブルをつなぎます。この「電線をつなぐ」作業があるので、コンセントの交換や増設は電気工事士の資格がいる工事です(コンセントの増設はDIYできる?)。

穴の形には意味がある

顔をよく見ると、左右の穴の長さが違います。左の穴は右より約2mm長く(左が約9mm、右が約7mm)、こちらが接地側です。分電盤から来る白い電線をつなぐ側で、穴の近くに「W」の表示があります。右の短い穴には黒い電線(電圧側)をつなぎます。下にU字の穴があるものは接地極付で、アース付きの3本刃プラグをそのまま差せます。

コンセントの穴の読み方:左の長い穴が接地側、右の短い穴が電圧側、下のU字が接地極。100V一般、接地極付、200Vは穴が一直線に並ぶ
左の長い穴、右の短い穴、下のU字に、それぞれ役目があります。200V用は刃の向きが違うので、100Vのプラグは差さりません。
顔の形 定格 主な用途
縦の穴が平行に2つ 15A 125V 一般の100Vの家電
平行の2つ+下にU字 15A 125V 接地極付 電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫など
片方の穴がL字やT字 20A 125V(T字は15A兼用) 電力の大きい100Vの機器
横長の穴が一直線 15A 250V(接地極付が多い) 200Vのエアコンなど
差して回すと抜けない 抜止形、引掛形 パソコン、工場の機器など
100Vで使うコンセントも、定格電圧の表示は125Vです。形と定格は JIS C 8303 による。
ひっかけ注意
「穴の左右はどちらも同じ」ではありません。
左の長い穴は接地側のしるし。家電のプラグはどちら向きに差しても使えますが、コンセントに電線をつなぐ工事では、白い電線を左(W)の側につなぎます。
ここまでのポイント
  • 見えるのはプレート。奥に取付枠、本体、ボックス、ケーブル
  • 左の長い穴が接地側(W)、下のU字が接地極
  • 200V用は穴が一直線で、100Vのプラグは差さらない


図面ではこう描く ― コンセントの図記号

設計図(平面図やプロット図)では、コンセントを実物の絵ではなく記号で描きます。決まりは JIS C 0303(構内電気設備の配線用図記号)。円の中に2本の線を引き、壁に付くものは壁に接する側を塗ります。「2本の線はプラグの刃、塗った側は壁」と覚えると忘れません。

コンセントの図記号:円に2本線で、壁に付く側を塗る。横の文字で種類を足し、2は2口、Eは接地極付、20A250Vは200V・20A、WPは防雨形
上から見た実物が、そのまま記号になります。記号だけで表せない種類は、横に文字(傍記)を書き足します。

記号だけでは「1口の一般的なコンセント」しか表せないので、違うものは横に文字を書き足します。これを傍記といいます。

傍記 意味 書いていないとき
2、3(数字) 口数(2口、3口) 1口
E 接地極付 接地なし
ET 接地端子付 接地なし
EET 接地極付接地端子付 接地なし
20A 定格電流 15A
250V 定格電圧(200V用) 125V(100V用)
WP 防雨形 屋内用
LK、T 抜止形、引掛形 一般形
出典:JIS C 0303:2000。図面の凡例で「特記なき限り2口」などと決めている場合は、凡例が優先です。

天井付や床付の形、「2E」「E 20A250V」のような組み合わせの読み方は【プロット図の見方②】コンセント、記号の一つひとつはコンセントの図記号一覧で解説しています。

ひっかけ注意
「横に何も書いていない=2口」ではありません。
JISの約束では、無印は1口です。住宅は2口がふつうなので勘違いしやすいところ。2口で読むのは、図面の凡例に「特記なき限り2口」とあるときだけです。
ここまでのポイント
  • 記号は円に2本線。壁付は壁の側を塗る
  • 違う種類は横の文字(傍記)で書き足す
  • 無印は1口・15A・100V用・接地なし(凡例が優先)

用途で選ぶ ― 場所と機器で種類が決まる

コンセントの種類は、どこに付けるかと何をつなぐかで決まります。住まいを例に見てみましょう。

住まいのコンセントの例:居間は一般の2口、エアコンは専用で200Vのこともある、キッチン・電子レンジ・洗濯機・温水便座は接地極付、屋外は防雨形
番号のピンが順に立ち上がります。水回りは接地極付、エアコンは専用、屋外は防雨形が基本です。

水回りの機器やエアコンのコンセントを接地極付にするのは、機器が漏電したときに電気をアース(大地)へ逃がし、感電を防ぐためです。内線規程(JEAC 8001-2022)の3202-3では、エアコン、冷蔵庫、食器洗い機、電子レンジ、洗濯機、衣類乾燥機、温水洗浄便座、電気温水器、自動販売機の機器用コンセントは、接地極付を使うよう定めています。

種類 使う場所・機器 見分け方と傍記
一般 居室の壁など 縦の穴が2つ。傍記なし(2なら2口)
接地極付 台所、洗面、トイレ 下にU字の穴。E
接地端子付 洗濯機など 下にねじの端子。ET(両方付きはEET)
専用(200Vを含む) エアコン、IH、電子レンジ 1台で1回路。250V や機器名の傍記
防雨形 屋外、ベランダ カバー付き。WP
防水形 厨房、食品工場、洗車場 水をかけても入らない構造。特記で指定
EV用 駐車場の外壁 200V 15A/20A兼用の接地極付。専用回路
天井付 プロジェクターなど 図面の記号は塗りなし
リーラー 店舗、事務所、工場 天井から引き下ろして使う
抜止形、引掛形 パソコン、工場の機器 差して回すと抜けにくい。LK、T
どの部屋にいくつ付けるかは、コンセント設備の設計マニュアル②で解説しています。

「専用」は形の名前ではなく、回路の分け方です。エアコンや電子レンジのように大きな電力を使う機器は、1台で1つの回路(ブレーカー1つ)を使います。決め方は設計マニュアル③回路分割、エアコンの場合はエアコンに専用コンセントが必要な理由にまとめています。

使う場所に合わせたコンセント ― 防水・EV用・天井・リーラー

一般のコンセントがそのまま使えない場所には、その場所向けのコンセントを付けます。実際に使っている場面で見てみましょう。

屋外や水まわりでは、雨が当たるところに防雨形(傍記 WP)を付けます。カバーで雨をよける作りで、住宅の外壁やベランダが代表です。厨房や食品工場、洗車場のように水をかけて洗う場所では、水が入らない構造の防水形を選びます。防水の強さは IP(JIS C 0920 の保護等級)で表し、防雨形は IPX3〜4 程度、防水形は IPX5 以上などが目安です。

防雨形と防水形の使われ方:防雨形は住宅の外壁で雨をよけながらイルミネーションなどに使い、防水形は厨房や工場で水をかけて洗う場所に使う
雨が降り、イルミネーションが点滅します。右は水をかけて洗う厨房や工場の例です。
ひっかけ注意
「防雨形なら水をかけて洗っても大丈夫」ではありません。
防雨形は雨をよける程度の作りです。ホースで水をかける場所には防水形を選びます。防雨形も、使わないときはカバーを閉じておきます。

EV用コンセントは、電気自動車やプラグインハイブリッド車を家で充電するためのものです。200Vの15A・20A兼用の接地極付で、屋外用のカバーや鍵が付いたものもあります。分電盤から専用の回路を引き、漏電遮断器で守ります。200Vの普通充電は約3kWで、30kWhの電池ならひと晩(約10時間)が目安です(EVコンセントを自宅に付ける費用と補助金)。

EV用コンセントの使われ方:家の外壁の200Vコンセントに充電ケーブルを差し、約3kWで車の電池を充電する。15A・20A兼用の接地極付で、専用回路と漏電遮断器を付ける
ケーブルを差すと電気が流れ、電池のメモリが1つずつ増えていきます。

天井のコンセントは、プロジェクターや無線LANの親機、つり下げの看板など、天井で使う機器の電源です。図面では円の塗りがない記号で描き、壁付と見分けます。

天井のコンセントの使われ方:天井から電源をとってプロジェクターを使う。図面では塗りのない天井付の記号で描く
プロジェクターの光がスクリーンに届き、映像が映ります。天井付の記号は塗りがありません。

リーラーコンセントは、天井に付けたコードリールの先にコンセント(接地極付の2口など)が付いたものです。使うときに引き下ろしてプラグを差し、終わったら天井へ戻します。店舗や事務所、工場の作業台の上で、床にコードをはわせずに電源をとれるのが利点です。

リーラーコンセントの使われ方:天井から2口のコンセントを引き下ろし、作業台の工具のプラグを差して使い、終わると天井へ戻す。床にコードをはわせずにすむ
コンセントが下りてきて、工具のプラグを差して使い、終わると天井へ戻ります。
たとえるなら
リーラーコンセントは、巻き取り式の「メジャー」のようなもの
使うときだけ引き出して、手を離せばするすると戻る。床にコードを出しっぱなしにしないので、つまずきや台車の引っかけを防げます。

名前に「コンセント」がつく別物

図面や現場では、電気(電力)が来ない「コンセント」もよく出てきます。LANケーブルをつなぐ情報コンセント、アンテナ線をつなぐテレビコンセント(テレビ端子)は、信号の口です。反対に非常コンセントは電気が来ますが、火災のときに消防隊が使うためのもので、11階以上の階や地下街などに消防法で設置が決められています。

名前にコンセントがつくもの:一般コンセントと非常用コンセントは電気が来る。情報コンセントとテレビコンセントは電気は来ず、LANやアンテナの線をつなぐ
名前は似ていても、つなぐものが違います。図面の記号も別なので、丸の中の文字で見分けます。

詳しくは弱電設備の設計マニュアル③ LAN・電話(情報コンセント)、非常コンセント設備と無線通信補助設備で解説しています。

たとえるなら
専用回路は、道路の「専用レーン」のようなもの
一般の回路は、1本の道路をいくつものコンセントで分け合っています。エアコンや電子レンジは大型トラック。専用のレーン(回路)を用意しておけば、ほかの車(家電)と渋滞(ブレーカー落ち)を起こしません。
ここまでのポイント
  • 種類は、付ける場所とつなぐ機器で決まる
  • 水回りとエアコンの機器用は接地極付(内線規程3202-3)
  • 雨には防雨形、水をかける所は防水形。EV用は200Vの専用回路
  • 天井付は塗りなしの記号。リーラーは引き下ろして使う
  • 情報コンセント、テレビコンセントは電気の来ない信号の口


使うときの約束 ― 合計1,500Wと専用回路

一般のコンセントの定格は15Aです。100Vで使うと 15A×100V=1,500W が上限で、これは1口ごとではなく、そのコンセント全体(2口なら2口の合計)の値です。テーブルタップで口を増やしても、使える電力は増えません。

1つのコンセントで使える電力のものさし:15A×100Vで合計1500Wまで。テレビやパソコンは余裕、ドライヤーと電子レンジを同時に使うと超えてブレーカーが落ちる
棒が伸びて、合計の電力をものさしに並べます。ドライヤーと電子レンジを同時に使うと1,500Wを超えます。

さらに、一般のコンセントはいくつかで1つの回路を分け合っています。一般の回路のブレーカーは20A(約2,000W)が多く、離れた場所のコンセントでも、同じ回路なら合計されます。「ドライヤーと電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちる」のはこのためです。1回路にいくつまでつなぐかはコンセントは1回路に何個まで?で解説しています。

定格を超えて使い続けると、差し込み部分やコードが熱をもち、焦げや火災の原因になります。熱い、焦げ臭いと感じたら使うのをやめて点検してください(コンセントが熱い・焦げ臭いときの対処)。なぜ15Aなのかは【そうだったのか小ネタ⑫】コンセントはなぜ15Aなのかの話が面白いところです。

ひっかけ注意
「2口だから3,000Wまで使える」ではありません。
15Aは1つのコンセント全体の定格です。2口でも3口でも、合計1,500Wまで。消費電力は家電の銘板や取扱説明書の数字で確かめます。
ここまでのポイント
  • 1つのコンセントは合計1,500Wまで(15A×100V)
  • 同じ回路のコンセントとも合計される(ブレーカー20Aが多い)
  • 大きな電力の機器は専用回路にする

読み違えやすいところ

よくある読み違い

  1. コンセントとプラグを混同する:壁の受け口がコンセント、コードの先がプラグです。
  2. 無印の記号を2口と読む:JISでは1口。凡例の「特記なき限り」を先に確かめます。
  3. E と ET を取り違える:E はプラグの3本目を受ける穴、ET は接地線をねじで留める端子。両方付きが EET。
  4. 情報コンセントに電気が来ると思う:LANやテレビは信号の口で、記号も別です。
  5. 2口なら2倍使えると思う:コンセント全体で合計1,500Wまでです。

接地極と接地端子の使い分けはコンセントの接地極・接地端子の使い分け、200VやEV用などの特殊なコンセントは設計マニュアル④接地と特殊コンセントで深掘りしています。


よくある質問

コンセントとは何ですか?

壁や床に付けて、家電のプラグを差し込んで電気を取り出すための受け口です。分電盤のブレーカーから壁の中を通ってきた電線が裏につながっています。JIS C 8303(配線用差込接続器)では、差し込まれる側をコンセント、差し込む側を差込プラグと呼びます。

コンセントとプラグはどう違いますか?

壁に付いている受け口がコンセント(建物側の電気設備)、家電のコードの先にある差し込む部分がプラグ(家電側)です。「コンセントを抜く」という言い方は、正しくは「プラグを抜く」です。なお、コンセントは和製英語で、英語では outlet や socket と呼びます。

コンセントの穴はなぜ左右で長さが違うのですか?

左の長い穴が接地側(白い電線をつなぐ側)だと分かるようにするためです。左は約9mm、右は約7mmで、左の穴の近くには「W」の表示があります。家電のプラグはどちら向きに差しても使えますが、コンセントに電線をつなぐ工事では、白い電線を左の長い穴の側につなぎます。

図面のコンセント記号で、黒く塗ってあるのは何ですか?

コンセントを付ける壁の側です。JIS C 0303の記号は円に2本線で、壁付のものは壁に接する側を塗ります。横に何も書いていなければ1口・15A・125V(100V用)・接地なしで、2なら2口、Eなら接地極付のように文字を書き足して種類を表します。

1つのコンセントで何Wまで使えますか?

一般的なコンセントの定格は15Aなので、100Vでは合計1,500Wまでです。2口や3口でも、1つのコンセント全体の合計です。さらに同じ回路のほかのコンセントとも合計され、一般の回路はブレーカー20A(約2,000W)が多いので、大きな電力の機器を同時に使うとブレーカーが落ちることがあります。

EV用コンセントは普通のコンセントと何が違いますか?

電気自動車の充電用で、200Vの15A・20A兼用の接地極付コンセントです。屋外に付けるので防雨のカバーが付き、鍵付きのものもあります。分電盤から専用の回路を引き、漏電遮断器を付けます。200Vの普通充電は約3kWで、30kWhの電池ならおよそ10時間が目安です。

リーラーコンセントとは何ですか?

天井に付けたコードリールの先にコンセントが付いた器具です。使うときに引き下ろしてプラグを差し、終わったら天井へ戻します。店舗や事務所、工場の作業台の上などで、床にコードをはわせずに電源をとれます。

防雨形と防水形のコンセントはどう違いますか?

防雨形は雨をよける作りで、住宅の外壁やベランダに使います(図面の傍記は WP)。防水形は水が入らない構造で、厨房や食品工場、洗車場のように水をかけて洗う場所に使います。保護の強さは IP(JIS C 0920)で表し、防雨形は IPX3〜4 程度、防水形は IPX5 以上などが目安です。

接地極付コンセントはどこに必要ですか?

内線規程(JEAC 8001-2022)の3202-3で、エアコン、冷蔵庫、食器洗い機、電子レンジ、洗濯機、衣類乾燥機、温水洗浄便座、電気温水器、自動販売機の機器用コンセントは接地極付を使うよう定められています。台所・洗面所・トイレなどの水回りと、エアコンの位置が目安です。

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HARITA
電気設備の設計に携わる技術者です。内線規程や電気設備技術基準の解釈などの一次資料をもとに、設計・施工者向けの技術解説と、専門知識のない方に向けた「住まいの電気」の解説を書いています。