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出典:内線規程(JEAC8001-2022)より

インターホンなどの通信機器が出す高周波電流は、配線から漏えいすると周囲の無線・医療機器に影響することがあります。押さえるポイントは 「なぜ問題になるか(しくみ)/許容基準」 の2つです。

インターホンなどの高周波が配線から漏えいし無線医療機器に混信誤作動を起こすしくみと、10分間2回測定で各回平均-30dB以下という許容基準の2ポイントの図解

⚡ 先に結論だけ言うと
要点は2つ。①しくみ=通信機器の高周波が配線から漏れ、無線・医療機器に混信・誤作動。②許容基準1390-1図に準じ10分間×2回測定、各回の平均が−30dB(1,000分の1mW)以下。超えると防止装置が必要になることがあります。
見習いペン太
見習いペン太
高周波が漏れると、具体的にどんな困りごとに?
はりた
はりた
インターホンの信号が無線機器に混信したり、医療機器が誤作動したりする恐れがあるんだ。だから漏えい量に基準があるんだよ。

① なぜ問題になる?(しくみ)

  • インターホンなどの通信機器は、屋内配線を使って高周波の信号を送信している
  • その高周波が配線から漏えいすると、無線機器や医療機器などの高周波利用設備に混信・誤作動を起こすおそれがある

② 漏えいの許容基準

高周波の漏えいは1390-1図に準じた方法で10分間2回測定し各回平均-30dB以下が条件という基準の図解

  • 測定方法:「1390-1図」または、これに準じた方法
  • 測定回数:10分間の測定を2回 連続で実施
  • 判定:各回の平均値が −30dB(=1,000分の1mW)以下
  • この基準を超え、影響が継続的・重大と判断される場合は 漏えい防止装置の設置が義務 になることがある
ここがポイント|基準は「−30dB以下」
高周波の漏えいは 各回の平均が−30dB以下が判定基準。測定は 1390-1図に準じた方法で10分間×2回。超えると防止装置が必要になる場合があります。
図解:高周波電流の漏えいと許容基準
通信機器(屋内配線で高周波信号) 配線から漏えい高周波電流 無線・医療機器混信・誤作動 判定基準:各回の平均が −30dB(1,000分の1mW)以下/10分間×2回測定

よくある質問(FAQ)

Q. 高周波電流の漏えいはなぜ問題になるの?

A. インターホンなどの通信機器は屋内配線で高周波の信号を送っています。これが配線から漏えいすると、近くの無線機器や医療機器などに混信や誤作動を起こすおそれがあるためです。

Q. 漏えいの許容基準はどれくらい?

A. 「1390-1図」または、これに準じた方法で測定します。10分間の測定を2回連続で行い、各回の平均値が−30dB(=1,000分の1mW)以下であることが条件です。

Q. 基準を超えるとどうなるの?

A. 他の機器へ悪影響を与えるおそれがあるため、影響が継続的・重大と判断される場合は、高周波の漏えいを防止する装置の設置が義務づけられることがあります。

📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】