動く図解|防災・消防設備
動く図解のうち「防災・消防設備」の図解をまとめたページです。
- 15 防災の電気 ― 火災のときに働く設備を5つの役割で
- 29 自動火災報知設備 ― 見つける・知らせる・伝える
- 31 非常放送と誘導灯 ― 声で伝え、光で導く
- 32 非常用照明 ― 停電しても足元を照らす
- 33 非常電源のきほん ― 停電しても止めない
- 34 消防用設備の全体像 ― まず地図を持ってから
- 35 消防同意・検査の流れ ― いつ・誰が・何を届け出るか
- 159 自火報と他設備の連動
- 160 自火報と排煙設備の連動
- 161 自火報と防火戸・シャッター
- 162 自火報と空調停止・ダンパー
- 163 自火報とエレベーターの連動
- 164 自火報と非常用発電機
- 165 自火報と電気錠・自動ドア
- 166 自火報と消火ポンプの発停
- 167 自火報の連動試験と連動停止
- 168 自火報と火災通報装置・移報
- 191 自火報と非常放送の連動
- 237 停電したときにやること
- あわせて読む
15 防災の電気 ― 火災のときに働く設備を5つの役割で
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 気づく | 煙を感知器がとらえ、受信機へ信号 | 早く気づきたい場所は煙、誤報しやすい厨房などは熱 |
| ② 知らせる | 受信機から非常放送で建物じゅうへ | 消防検査では音量も見られる |
| ③ 逃がす | 誘導灯が出口を示し、人が避難する | 誘導灯=消防法、非常照明=建築基準法。両方付く建物が多い |
| ④ 支える・動かす | 停電しても非常照明と蓄電池、防火戸が閉まる | 非常電源は設備ごとに容量・時間が決まる。連動制御で建物が火災モードに |
この図を使った解説記事【新人講座 第18回】消防・防災設備の設計のさわり ― “防災の電気”は用途×規模で決まる →
29 自動火災報知設備 ― 見つける・知らせる・伝える
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 感知器 | 居室は煙、厨房・駐車場は熱、高天井は炎や分布型 | 湯気や排気ガスで誤作動する場所は熱で感知する |
| ② 系統 | 感知器→受信機→地区音響・防火戸・排煙・エレベーター | 感知器1つの反応が建物全体を動かす引き金になる |
| ③ 警戒区域 | 区域3の感知器が反応し受信機の3番が点灯 | 細かく分けるほど精度は上がるが配線と回路数も増える |
| ④ P型とR型 | 区域ごとに1本ずつの線と、中継器でまとめる線 | 一番の違いは信号の送り方 |
この図を使った解説記事消防設備編② 自動火災報知設備のきほん →
31 非常放送と誘導灯 ― 声で伝え、光で導く
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 3段階 | 感知器→操作部・増幅器→スピーカー | 停電しても非常電源で放送を続ける |
| ② 二信号式 | 出火階と直上階のスピーカーが先に鳴る | いきなり全館放送すると出火していない階も混乱する |
| ③ 誘導灯 | 通路誘導灯の矢印をたどって避難口誘導灯へ | 避難口誘導灯=ゴール、通路誘導灯=道すじ。両方で避難経路 |
| ④ 照明との差 | 停電した廊下で誘導灯と非常用照明が光る | 誘導灯は消防法で「示す」、非常用照明は建築基準法で「照らす」 |
この図を使った解説記事消防設備編③ 非常放送設備と誘導灯 →
32 非常用照明 ― 停電しても足元を照らす
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 照度 | 白熱灯等は1lx以上、蛍光灯・LED等は2lx以上 | 器具のカタログで照度区分を確認する |
| ② 配置 | 間隔が広いと暗がり、1台足すと途切れなし | 配光性能は器具ごとに違う。メーカー資料で間隔を決める |
| ③ 免除 | 開口部・小規模・自力で動けるか、の順に見る | 広さだけで判断しない。病室は免除されにくい |
| ④ 拾い方 | 廊下・階段が先に光り、居室は用途で判断 | 器具は電池内蔵形と電源別置形の2タイプ |
この図を使った解説記事消防設備編④ 非常用照明の設置基準 →
33 非常電源のきほん ― 停電しても止めない
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 3方式 | 自家発電・蓄電池・非常電源専用受電設備 | 似ているようで得意分野が違う |
| ② 規模 | 小さい建物は蓄電池、大きい建物は発電機 | 規模・供給時間・設置スペースで選ぶ。組み合わせもある |
| ③ 容量 | 設備ごとの消費電力が積み上がって必要容量に | 防火対象物の区分を間違えると容量そのものが変わる |
| ④ 切替 | 常用→非常電源→常用と切り替わる帯 | 感知器・受信機の監視は一瞬も途切れさせない |
34 消防用設備の全体像 ― まず地図を持ってから
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 5分類 | 5分類ごとの電気の関与度がバーで伸びる | まず①警報設備と、②③⑤に出てくる非常電源まわりを優先 |
| ② 裏方 | 停電で非常電源に切り替わり、ポンプが回り続ける | ポンプ本体・配管は機械、電気は動力配線と非常電源。非常コンセントは消防隊用 |
| ③ 2つの法律 | 建築基準法と消防法の円が重なり、真ん中に非常電源 | 非常用照明は建築基準法、自火報・誘導灯は消防法 |
| ④ 2つの窓口 | 設計図書が建築確認→消防同意→確認済証へ進む | 建築確認は建築基準法、消防同意は消防法の窓口。同意が先の関門 |
この図を使った解説記事消防設備編① 消防用設備、全体像のつかみ方 →
35 消防同意・検査の流れ ― いつ・誰が・何を届け出るか
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| ① 全体フロー | 確認申請→消防同意→着工→設置届→検査→使用開始 | 消防同意が得られないと確認済証が出ない、最初の関門 |
| ② 着工届 | カレンダーの着工10日前に着工届出書 | 提出は原則その工事を行う消防設備士。着工日を早めに共有する |
| ③ 書類 | 着工届・設置届・点検結果報告書の表 | 設置届は完了後4日以内に所有者・管理者。点検報告は特定1年・非特定3年ごと |
| ④ 検査 | 設備ごとにチェック→検査済証→点検が回り続ける | 設計どおりに付いているかを見られる。使用開始後も点検は続く |
この図を使った解説記事消防設備編⑥ 消防同意・検査の流れ →
159 自火報と他設備の連動
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 火災の司令塔 | 受信機が感知器の信号を受け、連動表どおりに放送・排煙口・防火戸・空調・エレベーター・電気錠へ信号を出す | 連動=相手を動かす/移報=情報を知らせる/入力=相手の状態を受け取る |
| STEP 2 非常放送 | 感知器の作動で自動起動し、まず感知器発報放送。発信機・2つ目の感知器・一定時間・係員の確認のどれかで火災放送「火事です」へ | 火災でなければ非火災報放送。放送設備があれば自火報のベル(地区音響装置)は省略できる |
| STEP 3 煙を止める・避難を助ける | 排煙口が開いて排煙機が回る、防火戸・シャッターが閉じる、空調が止まる、防火ダンパーが閉じる | エレベーターは避難階へ直行、電気錠は解錠、火災通報装置は119番へ、中央監視・警備へは移報 |
| STEP 4 3つの例外 | 非常用発電機の合図は停電(40秒以内に電圧確立)、消火ポンプは圧力低下や起動ボタン | ガス系消火は専用の感知器で起動し、自火報の信号では放出しない。点検で止めた連動は必ず戻す |
この図を使った解説記事建築消防|自動火災報知設備と他設備の連動|非常放送・排煙・防火戸・空調・エレベーター・非常用発電機の発停 →
160 自火報と排煙設備の連動
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 排煙設備の役割 | 建築の排煙(建基令126条の2・3)は避難のため、消防の排煙(消防令28条・規則30条)は消火活動のため | 防煙区画500m²以内・排煙口まで水平距離30m以下。電源は予備電源、消防は非常電源30分以上 |
| STEP 2 動く順番 | 煙感知器 → 連動制御盤 → 排煙口が開く → 排煙機が自動で起動 → 防災センターに表示 | 排煙機は排煙口の開放をきっかけに回る。先に排煙口を開け、それから回す |
| STEP 3 起動の方法 | 手動(手動開放装置:壁付き床から0.8〜1.5m、つり下げ約1.8m)・遠隔(防災センター)・自動(煙感知器・自火報・SPヘッドと連動) | 自動・手動の切替装置は防災センターに。改修で手動開放装置の前をふさがない |
| STEP 4 止まる条件 | 排煙ダクトの防火ダンパーが280℃で閉じたら排煙機を止める | 空調は止め、防火戸は閉じ、出した分の空気を給気。停電時は非常電源で回し続ける |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と排煙設備の連動|排煙口の開放・排煙機の起動・手動開放装置と280℃ダンパー →
161 自火報と防火戸・シャッター
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 常時閉鎖と随時閉鎖 | 常時閉鎖式はふだん閉まっていて連動なし。随時閉鎖式はふだん開いていて、煙の合図で自動的に閉まる | 竪穴区画・異種用途区画の防火設備は、煙で閉まり煙も通さない(令112条19項2号) |
| STEP 2 閉まる順番 | 煙感知器 → 連動制御器 → 自動閉鎖装置(ストッパー・ブレーキを外す)→ 閉まる → 防災センターに表示 | 閉める力は戸のクローザーやシャッターの自重。停電でも閉まり、予備電源も備える |
| STEP 3 感知器の置き方 | 検定品の煙感知器を、防火設備から水平距離10m以内、壁・はりから60cm以上の天井に付ける | 間に間仕切壁があると見張れない。テナント改修で間仕切りが増えたら位置を確認 |
| STEP 4 人を守るしかけ | 閉まるときの運動エネルギーは10J以下。シャッターは人や物に当たると止まる(障害物感知装置) | 避難通路のシャッターには、幅75cm以上・高さ1.8m以上・下端が床から15cm以下のくぐり戸 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と防火戸・防火シャッターの連動|煙感知器の置き方・閉鎖のしくみ・危害防止とくぐり戸 →
162 自火報と空調停止・ダンパー
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 なぜ空調を止めるか | 空調が回っていると、ダクトが出火室の煙をほかの部屋へ運ぶ。止めれば煙は出火室にとどまる | 自火報の感知・排煙設備の起動・ガス系消火の放射前に、空調・換気を止める。範囲は連動表で決める |
| STEP 2 止める範囲と信号 | 全館停止(単純で確実)・出火階+直上階(影響を小さく)・系統別(ダクトに合わせる) | 受信機の移報接点から中継リレーで空調動力盤・中央監視・マルチの停止入力へ。ブレーカーを落とさず正規の手順で止める |
| STEP 3 防火ダンパーの種類 | FDは温度ヒューズ(一般72℃程度・厨房120℃程度)、SDは煙感知器と連動、SFDは煙と熱の両方、HFDは排煙ダクトの280℃ | 竪穴区画・異種用途区画などを貫通するダクトには、煙で閉まるSD・SFD |
| STEP 4 SDの順番と取り合い | 煙感知器 → 連動制御器 → SDが閉まる → 空調機も停止 → 防災センター表示 | 外調機・全熱交換器・排気ファンの止め漏れ、復旧時の一斉再起動、ダンパーの点検口(一辺45cm以上)、改修後の信号の接続を確認 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と空調停止・防火ダンパーの連動|火災信号で空調を止める理由とFD・SD・SFDの使い分け →
163 自火報とエレベーターの連動
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 使わない理由 | 昇降路は煙がのぼる煙突になりやすく、止まれば閉じ込め、火災階で戸が開けば煙の中に出てしまう | 一般のエレベーターの火災時管制運転は一律の義務ではなく、仕様や所轄の指導で採用を決める(多くの建物で連動) |
| STEP 2 火災時管制運転 | 火災信号が入る → 呼びをすべて取り消す → 途中に止まらず避難階へ → 戸を開けて降ろす → 休止 | 避難階が火災のときの扱い(第2の帰着階など)はメーカーと設計段階で決めておく |
| STEP 3 信号の渡し方 | 受信機の移報接点(無電圧)から中継リレーで全号機の制御盤へ。接点の仕様はメーカーと合わせる | 感知器1つ(早いが誤報でも止まる)・火災確認後(誤報に強い)・手動の管制スイッチ。増設号機のつなぎ忘れに注意 |
| STEP 4 非常用EVとほかの管制 | 高さ31m超の建物の非常用エレベーターは、呼び戻して消防隊が消防運転で使う(乗降ロビー1基10m²以上) | 火災は自火報、地震はEVの地震感知器、停電は発電機の運転信号で管制運転。点検時は移報を止め、終わったら必ず戻す |
この図を使った解説記事建築消防|自火報とエレベーターの連動|火災時管制運転のしくみと信号、非常用エレベーターとの違い →
164 自火報と非常用発電機
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 動く合図 | 発電機の合図は停電。火災でも停電していなければ回らない(それで正常) | 自火報は発電機を待たず受信機の蓄電池で動く。消火ポンプ・排煙機は停電時に発電機の電気で動く |
| STEP 2 発停の順番 | 停電検出 → 始動 → 電圧確立 → 切替・投入。停電から電圧確立・投入まで40秒以内(自家発電設備の基準) | 復電したら切り戻し、冷却運転のあと停止。すべて自動で行う |
| STEP 3 火災時の一般負荷遮断 | 防災と一般を兼ねる発電機は、火災の信号で一般負荷を切り離して防災負荷に容量を回す | 二次災害がない・全館警戒・誤報に強い受信方式・耐火耐熱配線などの条件を消防本部ごとに確認 |
| STEP 4 使用時間と表示 | 非常電源の使用時間は設備ごと(例:自火報10分、消火栓・排煙30分、総合操作盤120分)。燃料は連続運転時間ぶん以上 | 防災センターへ運転中・故障・燃料の残量・一般負荷遮断中を表示。停電試験で40秒以内の送電を確認 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と非常用発電機の発停|停電で始動、火災で一般負荷を遮断するしくみと40秒ルール →
165 自火報と電気錠・自動ドア
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 鍵を開ける理由 | 避難口は屋内から鍵を使わずに開けられるのが基本(建基令125条の2) | 電気錠は自火報連動・停電時・遠隔の3つで開くように計画。火災予防条例の要件は市町村ごとに確認 |
| STEP 2 一斉解錠 | 感知器・発信機 → 受信機の代表信号 → 電気錠制御盤 → すべての避難口を一斉に解錠 | 火災の確認を待たず第一報で開ける。誤報のあとは見回って手で再施錠する |
| STEP 3 停電したら | 通電時施錠は電気が来ている間だけ鍵がかかり、停電で開く | 通電時解錠は停電でも閉まったまま。避難口に使うなら蓄電池や非常解錠のしかけが要る |
| STEP 4 自動ドア | 避難口の自動ドアは火災の信号で全開のまま(パニックオープン)。停電しても手で開けられる | 防火戸を兼ねる自動ドアはゆっくり閉まり、手で開けて通れる。開ける扉と閉める扉を連動表で区別し、ゲートも開放 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と電気錠・自動ドアの連動|火災時の一斉解錠・パニックオープンと停電時の考え方 →
166 自火報と消火ポンプの発停
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 発停のルール | 起動は起動ボタン・発信機・圧力の低下で自動的に。停止は直接操作によってのみ | 赤色表示灯・締切運転の逃し配管・性能試験配管・非常電源を備える |
| STEP 2 屋内消火栓 | 1号消火栓は起動ボタンか自火報のP型発信機を押すとポンプが起動し、ランプが点滅する | 2号消火栓・易操作性1号消火栓は、弁を開ける操作と連動して起動するものが一般的 |
| STEP 3 スプリンクラー | ヘッドが開く → 配管の圧力が下がる → 圧力スイッチでポンプが起動する | 自火報の信号を待たず自分で動く。流水検知装置の信号を受信機へ送り、区域別に表示する |
| STEP 4 表示と止め方 | ポンプ運転・スプリンクラー作動・減水・電源の異常・制御弁の閉を受信機や防災センターへ | 受信機を復旧してもポンプは止まらない。消火を確かめて制御盤で止め、点検後は起動回路と制御弁を戻す |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と消火ポンプの発停|屋内消火栓・スプリンクラーの起動と、直接操作でしか止まらない理由 →
167 自火報の連動試験と連動停止
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 連動表 | 信号・動く設備・動き・範囲・担当を1行ずつ書く(例:感知器の第一報で非常放送を出火階+直上階に) | 業者の境目は担当の欄で抜けを防ぐ。相手がやるだろう、をなくす |
| STEP 2 試験の順番 | 単体試験 → 連動試験 → 総合連動試験 → 消防検査 | 総合連動試験は感知器1つで全部が動くかを見る通しリハーサル。担当欄の業者が全員そろって立ち会う |
| STEP 3 点検時の連動停止 | 点検前にほかの設備との連動回路を遮断し、試験して、終わったらすべて復元する | 連動を止めると受信機のスイッチ注意灯が点滅し、戻すと消える。作業中の札と同じで外し忘れが危ない |
| STEP 4 戻し忘れと周期 | 火災通報装置の連動停止スイッチ・消火ポンプの起動回路・スプリンクラーの制御弁・警備会社への移報は受信機の外で戻す | 止めた・戻した時刻と人を記録。機器点検6か月・総合点検1年、報告は特定防火対象物1年・それ以外3年 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報の連動試験と連動停止|連動表の作り方・総合連動試験・点検時の連動停止と戻し忘れ対策 →
168 自火報と火災通報装置・移報
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 火災通報装置 | ボタンを押すと回線を優先してつかみ、119番へ録音した音声で所在地・建物名・電話番号を伝える。指令センターが呼び返して通話 | 設置は用途と面積で決まる(令23条)。常時人のいる所に置き、操作部は床から0.8〜1.5mとする運用の例 |
| STEP 2 連動と誤報の備え | 病院・有床診療所・社会福祉施設などは、感知器の作動と連動して自動で通報。ほかの用途は手動が基本 | 点検・工事は連動停止スイッチで止め、停止中は表示灯で示す。戻し忘れると本当の火災で通報されない |
| STEP 3 移報 | 受信機から警備会社・中央監視・管理人室・電気錠などへ、一斉に信号を渡す | 火災代表・地区・故障・移報停止中の信号を、無電圧の接点で中継端子盤から分けて渡す |
| STEP 4 回線と停電 | アナログ回線は電話局から電気が届くので停電でもつながる。光回線・IP電話は回線終端装置が止まることがある | 回線終端装置にUPSなどの予備電源を設ける。電話の契約変更でも使えなくなるので、点検のたびに確認 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と火災通報装置・移報の連動|119番の自動通報、連動停止スイッチ、警備会社・中央監視への信号 →
191 自火報と非常放送の連動
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 2つの信号 | 受信機から放送アンプへ、階別信号EL(どの階か)と確認信号EF(発信機・火災確定) | ELで感知器発報放送、EFで火災放送。放送設備を基準どおり連動させれば自火報のベルは省略できる |
| STEP 2 3つの放送 | 感知器発報放送(女声・自動)、火災放送(男声・第2シグナル付きで10分以上)、非火災報放送(女声・手動) | 起動の信号から10秒以内に放送を始める |
| STEP 3 火災放送への切り替え | 発信機・非常電話の操作、別の感知器の作動、受信機の火災判断、一定時間の経過(タイマー2〜5分目安) | タイマーは短すぎると誤報で全員避難、長すぎると避難が遅れる。火災でなければ手動で非火災報放送 |
| STEP 4 区分鳴動と聞こえる工夫 | 5階以上かつ延べ3,000m²超の建物は出火階+直上階から鳴らし、一定時間や新たな信号で全館へ | BGM・業務放送を自動で止め、音量調整器は3線式で最大音量に、蓄電池で停電しても10分以上 |
この図を使った解説記事建築消防|自火報と非常放送の連動|感知器発報放送から火災放送への切替・区分鳴動・BGMカットのしくみ →
237 停電したときにやること
| ステップ | アニメで見るところ | ここを押さえる |
|---|---|---|
| STEP 1 切り分け | 窓の外で近所の明かりを見る | うちだけなら家の中、近所も暗ければ地域全体 |
| STEP 2 うちだけのとき | アンペア・漏電・安全ブレーカーのどれが落ちたか | 何度も落ちる・焦げ臭いときは戻さない |
| STEP 3 地域全体のとき | 機器のスイッチを切り、暖房などはプラグを抜く | 冷蔵庫は開けない、ろうそくは使わない |
| STEP 4 避難するとき | ブレーカーを落としてから家を出る | 通電火災を防ぐ |
この図を使った解説記事停電したときにやること|切り分けの手順と、避難前にブレーカーを落とす理由 →
