動く図解|そうだったのか
60 電線の色は誰が決めた
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|---|---|---|
| STEP 1 誰が決めた? | 法令・内線規程・JIS C 0446の3層が積み上がり、法令に「色なし」が付く | 赤白黒は内線規程、緑はJISが決めている |
| STEP 2 同じ白でも | 屋内の単相3線と、盤内三相R・S・Tの白が並ぶ | 屋内の白は接地側、盤内三相の白は電圧相。必ず検電 |
| STEP 3 日本とIEC | 電圧側・中性線・接地の色を日本とIECで比べる | 一致しているのは緑系だけ。判断は図面→実測→色 |
| STEP 4 極性の意味 | ソケットの受金を白にした場合と黒にした場合に、指が触れる | 逆にしても電気は通るが、器具の安全設計が崩れる |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ① 電線の色は誰が決めたのか →
61 mmとsqの違い
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|---|---|---|
| STEP 1 測れるもの | 単線と、隙間のあるより線をノギスで挟む | 単線は直径、より線は外径に隙間が入るので断面積 |
| STEP 2 換算する | 1.6・2.0・2.6・3.2mmが断面積を経て2・3.5・5.5・8sqにつながる | 換算すると許容電流の表が並ぶ |
| STEP 3 素線の構成 | 14sq=1.6mm×7本、38sq=2.6mm×7本、100sq=2.6mm×19本の束ができる | 素線径は単線と同じ寸法系列 |
| STEP 4 書き方 | 図面はIV 5.5mm²、現場は5.5sq | sqはsquare millimeterの略。正式な単位記号ではない |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ③ なぜ単線はmm、より線はsqなのか →
62 なぜ高圧は6,600V
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|---|---|---|
| STEP 1 電圧区分 | 低圧・高圧・特別高圧の帯の上に、6,600Vの位置が付く | 高圧は交流7,000V以下。6,600Vとの差は400V |
| STEP 2 最大使用電圧 | 6,600Vは6,900Vで上限の内側、仮に6,700Vなら約7,004Vではみ出す | 最大使用電圧=公称電圧×1.15÷1.1 |
| STEP 3 耐圧試験 | 6,600V→6,900V→10,350Vと掛け算がつながる | 最大使用電圧の1.5倍を10分間。直流なら20,700V |
| STEP 4 高圧受電 | 契約電力49kWから51kWへ移ると、キュービクル・主任技術者・年次停電が必要になる | 50kWの線をまたぐと建物の計画が変わる |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑥ なぜ高圧は6,600Vなのか →
63 第三種はC種?D種?
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|---|---|---|
| STEP 1 呼び方の対応 | 第一種〜特別第三種がA〜D種へ線で結ばれ、下の2本が交差する | 第三種=D種、特別第三種=C種。迷うのはここだけ |
| STEP 2 並べる物差し | 旧は第三種と強化版の親子、新はA・C・D種が電圧の高さで並ぶ | B種だけは高圧と低圧の混触から守る別の目的 |
| STEP 3 抵抗値と太さ | A10Ω・B150/Ig・C10Ω・D100Ωと、2.6mmと1.6mmの接地線 | C種はA種と同じ10Ω以下。低圧でも緩くない |
| STEP 4 500Ωへの緩和 | 0.5秒以内の遮断でC種・D種が500Ωに伸び、B種は300/Ig・600/Igへ | 速く切れるなら抵抗値は緩めてよい。遮断装置とセットで記録 |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ② 第三種はなぜD種になったのか →
64 絶縁抵抗0.1MΩの正体
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| STEP 1 基準値の式 | 100V系・200V系・400V系を1mAで割ると0.1・0.2・0.4MΩのバーが伸びる | 0.2から0.4へ飛ぶのは200Vの次が400Vだから |
| STEP 2 1mAの意味 | 1mA・5mA・10〜20mA・50mA・100mAが電流の目盛りに並ぶ | 1mAは人が電気を感じ始める境界(感知電流) |
| STEP 3 測れないとき | 行きと帰りの電線をまとめてクランプし、差分の漏れ電流を読む | 停電できない設備は漏れ電流1mA以下で確認 |
| STEP 4 合格線と推移 | 同じ回路の測定値が年ごとに下がり、0.1MΩの下限へ近づく | 0.1MΩは最低線。絶対値より推移を見る |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ④ 絶縁抵抗0.1MΩはどこから来たのか →
65 50Hzと60Hz
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| STEP 1 境界の線 | 60Hzと50Hzの波が並んで流れ、境目に混在地区が入る | 境界は糸魚川〜富士川。境界付近は検針票で確認 |
| STEP 2 定説の確認 | 1889年の大阪電燈開業、1892年のGE設立、浅草のAEG、1897年の幸町が年表に並ぶ | 「1889年にGE製」は成り立たない。選定理由は不明 |
| STEP 3 変換できる量 | 2011年の約100万kW、2021年の210万kW、2027年度の300万kW | 統一は設備交換だけで10兆円の試算。変換設備の増強へ |
| STEP 4 回転数が変わる | 4極モーターのファンが50Hzで1,500、60Hzで1,800回転する | ポンプ・ファンの動力は約1.7倍。判断は銘板の定格周波数 |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑤ 東西で50Hzと60Hzが分かれた理由 →
66 日本の100Vは低い?
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| STEP 1 主要国の電圧 | 日本100Vから英独仏230Vまで、電圧のバーが並ぶ | 多数派は220〜240V。日本は低い側のいちばん端 |
| STEP 2 電圧が低いと | 1,500Wの機器に100Vでは15A、230Vでは約6.5Aが流れる | 1回路に載せられる電力が小さく、専用回路が増える |
| STEP 3 韓国の32年 | 1973年から2005年へ、110Vから220Vへのバーが伸びる | 約1,753万戸を昇圧し、電力損失は約75%減った |
| STEP 4 欧州の230V | 220V系と240V系が、非対称な許容差で230Vの範囲に入る | 設備ではなく、数字のほうを動かして統一した |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑦ 日本の100Vは、世界でどのくらい低いのか →
67 IVのIは何の略?
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| STEP 1 記号の組み立て | VVFとCVTの文字が、絶縁体・シース・形状の枠に分かれて入る | 記号は材質と形状を並べたもの。暗記ではなく読む |
| STEP 2 JISの注記 | 意味が書いてあるVVF・CV・KIVと、宣言だけのIV・OW・DV・VCTが分かれる | 同じ体系なのに、説明の丁寧さがそろっていない |
| STEP 3 IVの「I」 | 英語タイトルの頭文字を拾うと、VとIの順に並ぶ | 「I=Insulated」説は語順と合わない。KIVのKは電気機器用 |
| STEP 4 読めること | 読めることの列(材質・シース・形状・耐熱)と、読めないことの列(許容電流など) | 記号は材質と形の名札。性能証明ではない |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑧ VVFのFは「平形」。ではIVのIは? →
68 kVAのkはなぜ小文字
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| STEP 1 書いてある場所 | 計量法(法律)→計量単位令(政令)→計量単位規則(省令)と段が下がる | 記号を並べているのは二段下の省令の別表 |
| STEP 2 大文字と小文字 | p〜kの小文字とM・G・Tの大文字のあいだで、境目の線が点滅する | 1,000倍までは小文字、100万倍からは大文字 |
| STEP 3 人名は大文字 | V・A・W・Hz・Ωは人名由来で大文字、m・s・gは小文字 | 1948年の決議7。単位の名称は volt と小文字で書く |
| STEP 4 VAとvar | kW・kVA・kvarを文字ごとに色分けし、SI単位かどうかを並べる | kvarは全部小文字で正しい。KW・KVAに罰則はない |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑨ kVAのkは、なぜ小文字なのか →
69 変圧器はkVA、電動機はkW
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| STEP 1 4機種・4単位 | 直流発電機・交流発電機・電動機・同期調相機・変圧器の単位カードが並ぶ | JIS C 4034-1は単位を並べるだけで理由を書かない |
| STEP 2 電動機のkW | 軸出力3.7kW→入力約4.4kW→電源容量約5.1kVAとバーが伸びる | 銘板のkWは軸出力。効率と力率で割ると1.4倍近く |
| STEP 3 発電機は何kW? | 原動機はkW、発電機はkVA。300kVA×0.8で240kW | 1台の発電装置の中にkVAとkWが同居している |
| STEP 4 1911年の規則 | 1911年・1914年・現行JISが年表に並ぶ | 「容量は電圧と電流で決まるからkVA」と書いてあった |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑩ 変圧器はkVA、電動機はkW →
70 なぜ150kVAなのか
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| STEP 1 標準数とは | 1〜10の目盛りにR5の5点とR10の10点が並ぶ | 1桁を等比で刻む。用意されているのは5・10・20・40段 |
| STEP 2 変圧器の容量 | 国際推奨のR10と日本のJIS C 4304を上下に並べ、一致する値を線で結ぶ | 150・300・750kVAはずれる。JISは「整合は困難」と明記 |
| STEP 3 1桁を6段 | R5・変圧器・電動機・R10の4本の目盛りを比べる | 変圧器も電動機も1桁6段。標準数にはない刻み |
| STEP 4 ブレーカー | 10A〜150Aのチップが国際系と日本系に色分けされる | 15と16、30と32、60と63が同じ表に同居 |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑪ なぜ50・75・100・150kVAなのか →
71 コンセントはなぜ15A
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| STEP 1 書いてある場所 | 省令63条の下に、解釈149条の遮断器・電線・コンセントの表が並ぶ | 省令は数字を書かない。15Aが出るのは解釈から |
| STEP 2 1.6mmと15A | 15Aヒューズ24A・20Aヒューズ32A・20A配線用遮断器25Aを、27Aの線と比べる | 動作特性で逆算すると表の並びと一致する |
| STEP 3 1500Wの正体 | テーブルタップの印字と、JIS C 8300の表示電力の表 | 1500W=100V×15A。定格125Vでも100Vで計算 |
| STEP 4 戦前は10A | 1935年から1950年までの資料が年表に並ぶ | 1941年の公定価格表に15Aはない。動いた理由は不明 |
この図を使った解説記事そうだったのか小ネタ⑫ コンセントはなぜ15Aなのか →
