連載第1回。記号の暗記より先に「この設備は何のためにあるのか」から。高圧で受ける理由と、受ける・測る・守る・変える・整える・備えるの6つの役割を、
単線結線図の並びと対応させて解説します。
📝 今回の内容を1枚にまとめたグラレコ。読み終わったあとの復習にも使えます。こんにちは、HARITAの設計室です。今回から、「高圧受変電設備の設計マニュアル」という新しい連載を始めます。
配属されて最初に机の上に置かれた図面が、線と記号がびっしり詰まった1枚の紙だった――。電気設備の仕事を始めた人の多くが、ここでいったんつまずきます。この紙は単線結線図といって、その建物の「設計図の中の設計図」にあたるものです。
第1回のテーマは、記号ではありません。「そもそも、この設備はなんのためにあるのか」。ここを飛ばして記号から覚えると、必ずどこかで行き詰まります。逆に目的さえつかめれば、記号は後からいくらでも付いてきます。
この3つ、すぐ答えられますか
- キュービクルの中は、誰の持ち物ですか。
- わざわざ高圧で受けるのは、何が小さくなるからですか。
- 単線結線図の「単線」は、何を表していますか。

はりた先輩、キュービクルの単線結線図をもらったんですけど…記号が多すぎて、どこから見ればいいのか全然わかりません。

それ、記号を知らないから読めないんじゃないんだ。「この設備が何をするための設備か」を知らないから読めない。今日はその話だけをする。記号は次々回でいいよ。
この記事でわかること
第1回のテーマは記号ではありません。目的さえつかめれば、記号は後からいくらでも付いてきます。
高圧受変電設備ってなに?
ひとことで言えば、電力会社から高い電圧で電気を受け取り、建物の中で使える電圧に変えて配る設備です。ビルの屋上や工場の敷地の隅にある、あの金属の箱=キュービクルの中身がこれにあたります。
発電所でつくられた電気は、送電線と変電所を何段も経由し、電圧を段階的に下げながら運ばれてきます。その最後の段階で、受け取り方が3つに分かれます。
電気の「受け取り方」は3つ
① 低圧受電…電柱の上の
変圧器で100V/200Vに落としてもらってから受ける(一般住宅、小規模店舗)
② 高圧受電…
6.6kVのまま受け取り、自分の敷地で変圧する(中小ビル、学校、病院、スーパー、中小工場)←
この連載の対象③ 特別高圧受電…22kVや66kVで受け取る(大規模ビル、大工場)
ここで、電圧の区分だけは正確に覚えてください。実務でも試験でも必ず出てきます。
| 区分 | 交流 | 直流 |
|---|
| 低圧 | 600V以下 | 750V以下 |
| 高圧 | 600Vを超え7,000V以下 | 750Vを超え7,000V以下 |
| 特別高圧 | 7,000Vを超えるもの | 7,000Vを超えるもの |
📐 図1 電圧の区分 ― 6,600V は「高圧」
電気事業法施行規則による区分。契約電力の目安は実務上のもので、実際は電力会社との協議で決まります。6.6kV=6,600Vは、この表で言えば高圧。だから「高圧受電設備」と呼びます。契約電力でいえば、おおむね50kW以上〜2,000kW未満が高圧受電の範囲です。
⚠ ここが出発点:キュービクルの中は「お客さんの持ち物」
高圧受電をすると、その設備は自家用電気工作物という扱いになります。つまり電気の安全を自分たちで管理する義務が発生するということ。電気主任技術者を選任し、保安規程を定めて届け出る必要があるのもこのためです。
キュービクルの中は電力会社の持ち物ではなく、お客さんの資産。その安全を、設計・施工・保安の三者で背負っています。

えっ、キュービクルって電力会社が置いてくれてるんじゃないんですか…!

違うんだ。だから設計も、施工も、点検も、全部こっち側の仕事になる。この感覚を持てるかどうかで、図面の読み方が変わってくるよ。
ここまでのポイント
- 6.6kV=6,600Vは電圧区分でいう「高圧」。だから「高圧受電設備」と呼ぶ
- 契約電力でいえば、おおむね50kW以上〜2,000kW未満が高圧受電の範囲
- 高圧受電をすると自家用電気工作物という扱いになり、電気の安全を自分たちで管理する義務が発生する
なぜ、わざわざ「高圧」で受けるのか
「最初から100Vや200Vでもらえば、変圧器なんて要らないのでは?」――新人からよく出る、とてもいい質問です。答えは電流にあります。
三相交流の電力は、P = √3 × V × I × cosθ(P:電力[W]、V:電圧[V]、I:電流[A]、cosθ:力率)で表されます。同じ電力Pを受け取るとき、電圧Vが高ければ電流Iは小さくて済むのです。
たとえば300kWを受け取る場合で比べてみます(力率0.9)。
| 受電電圧 | 必要な電流 | 電線のイメージ |
|---|
| 200V | 約960A | 太い幹線を何条も並べる規模 |
| 6,600V | 約29A | 高圧ケーブル1条で足りる |
📐 図2 なぜ高圧で受けるのか(同じ300kWで比較)
力率0.9として計算した概算値です。電圧を上げると電流が下がり、電線・損失・電圧降下のすべてが小さくなります。電圧が33倍になれば、電流は約1/33。電流が小さくなると、次の3つが一気に良くなります。
高い電圧で受け取ると、こうなる
① 電線が細くて済む…材料費・重量・スペースが減る
② 電力損失が減る…損失は I²R に比例。電流が1/33なら損失は約1/1,000
③ 電圧降下が減る…遠くまで安定した電圧で届けられる
だから電力会社は高い電圧で送り、需要家は敷地の入口まで高圧のまま引き込んで、建物のできるだけ近くで低圧に落とす。高圧受変電設備は、この「落とす場所」そのものだと考えてください。
ここまでのポイント
- 三相交流の電力は P=√3×V×I×cosθ。同じ電力なら、電圧が高いほど電流は小さくて済む
- 300kW・力率0.9なら、200V受電で約960A、6,600V受電で約29A
- 電流が小さくなると、電線が細くて済み、損失(I²R)が減り、電圧降下も小さくなる
高圧受変電設備が担う6つの役割
ここが第1回のいちばん大事なところです。高圧受変電設備は、変圧器だけの設備ではありません。次の6つの役割を果たすために、たくさんの機器が組み合わされています。
役割① 受ける・切り離す
電力会社の配電線から自分の敷地に電気を引き込み、必要なときに安全に切り離せるようにします。ここには「責任分界点」――どこまでが電力会社の持ち物で、どこからがお客さんの持ち物かという境界の考え方があります。
そして、この役割にはもうひとつ大きな目的があります。波及事故の防止です。
⚠ 波及事故とは
構内で地絡事故が起きたとき、それを自分の敷地内で切り離せないと、
電力会社の配電線ごと停電し、同じ配電線につながる近隣の会社や住宅まで巻き添えで停電させてしまいます。これが波及事故です。
引込部にPAS(
地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器)やUGSが必ず付いているのは、この
「巻き添えを出さない」ためです。
役割② 測る
電気は目に見えないので、測らなければ管理できません。測る目的は2つあります。
取引のため――電力会社への支払いの根拠となる電力量の計量(VCT+電力量計 Wh)。
運転管理のため――いま何A流れているか、電圧は正常か、力率はいくつか。
6,600Vをそのまま計器に入れることはできないので、VT(計器用変圧器)やCT(変流器)で扱える大きさに落としてから測ります。図面上に小さな丸がたくさん並んでいるのは、この計測回路です。
役割③ 守る
高圧受変電設備の機器のうち、実は半分以上が「守るため」の機器です。守る相手は次のとおり。
| 異常の種類 | どう守るか | 主な機器 |
|---|
| 短絡(ショート) | 大電流を高速で遮断する | VCB、PF、OCR |
| 地絡(漏電) | 漏れ電流を検出して切り離す | ZCT、DGR、PAS・UGS |
| 過負荷 | 電流の増加を検出して切る | OCR、MCCB |
| 雷などの異常電圧 | 過大な電圧を大地へ逃がす | 避雷器 LA |
| 電圧の異常低下 | 停電を検出して保護・切替 | 不足電圧継電器 UVR |
「なにを守るための機器なのか」という視点で図面を見ると、記号の並びが急に意味を持って見えてきます。
役割④ 変える
6,600Vを、照明やコンセントで使う105V/210Vに変換します(実際に使う電圧が100V/200V、変圧器の定格二次電圧が105V/210Vです)。
変圧器は1台とは限りません。電灯用(単相/照明・コンセント)、動力用(三相/空調機・ポンプ・エレベータ)、非常用(非常照明・消防設備)というように、用途ごとに分けて設置するのが一般的です。理由は、負荷の性質が違うから。動力負荷が起動して電圧が一瞬下がったときに、照明までちらついては困るからです。
役割⑤ 整える
モータなどの負荷が多いと力率が悪くなり、同じ仕事をするのに余計な電流が流れます。電気料金も高くなります。これを改善するのが進相コンデンサ(SC)で、その手前には必ず直列リアクトル(SR)が入ります。図面の右下あたりに、他とは違う形の記号が2つ並んでいたら、まずこれです。
役割⑥ 備える
停電しても止められない設備があります。非常照明、消防用設備、病院の医療機器、サーバなど。そのために非常用発電設備や蓄電池を設け、停電を検出して自動で切り替えます。近年は太陽光発電の系統連系も、この領域に含まれます。
ここまでのポイント
- 6つの役割は、受ける・切り離す/測る/守る/変える/整える/備える
- 機器のうち半分以上は「守るため」の機器
- 「なにを守るための機器なのか」という視点で見ると、記号の並びが意味を持って見えてくる
6つの役割は、そのまま単線結線図の並びになっている
ここまで読むと、単線結線図がなぜあの順番で描かれているのかが見えてきます。単線結線図は、電気が流れる順(上から下)に描くのが原則。つまり6つの役割が、上から順に積み上がっているのです。
📐 高圧受変電設備の骨格 ― 単線結線図は6つのブロックでできている
■ 図面の並び(6ブロック)
電力会社の高圧配電線 3φ3W 6.6kV
▼
▼
② 受電部
VCT・Wh(計量)/DS(断路)/LA(避雷)
VCB・PF(遮断)/VT・CT・ZCT/OCR・DGR・UVR
▼
③ 高圧母線(6.6kV) ― 分ける ―
▼
④ 変圧器部
単相T(電灯)
三相T(動力)
6.6kV → 210V/105V
⑤ 力率改善部
直列リアクトル SR
進相コンデンサ SC
力率を整える
▼
⑥ 低圧配電部
MCCB → 一般照明/一般動力/非常照明・消防設備 …
+ 予備電源:非常用発電設備・蓄電池・系統連系(停電に「備える」)
■ それぞれの役割
① 受ける・切り離す
自分の敷地の電気を、いつでも安全に切り離せるようにする。構内事故を配電線へ波及させない。
② 測る(計量・計測)
取引用の計量と、運転管理のための計測。高圧はVT・CTで「測れる大きさ」に落としてから測る。
③ 守る(保護)
短絡・地絡・過負荷・雷・電圧低下から人と設備を守る。機器の半分以上はこの役割。
④ 変える
6.6kVを、照明・コンセント・動力が使える100V/200Vへ。用途ごとに変圧器を分けるのが基本。
⑤ 整える
力率を改善して無駄な電流を減らす。SRは高調波とコンデンサ突入電流の対策としてSCの手前に必ず入る。
⑥ 配る/備える
低圧幹線で各所へ配電。止められない負荷には非常用電源を用意する。
読むときのコツ:どんなに線が多い単線結線図でも、まずこの6つの箱に区切る。記号がわからなくても、構造が見えれば必ず読めるようになる。
📐 図3 標準的な高圧受変電設備の単線結線図(6ブロックで色分け)
図記号は JIS C 0617 に基づく代表的な表現です。定格値は説明用の一例で、実際の物件では容量・受電方式・協議結果によって変わります。「図面が読めない」のではなく、「この6ブロックに分ける習慣がなかっただけ」――というケースが本当に多いです。どんなに複雑に見える単線結線図でも、まずこの6つの箱に区切ってください。それだけで、見える景色が変わります。

あっ…さっきの図面、いま見たら「これは守るやつ」「これは測るやつ」って分けられそうな気がしてきました。

それでいい。今日はそこまで来れば十分。次回は図面の種類の話をして、そのあと記号をやる。順番を守れば、必ず読めるようになるよ。
ここまでのポイント
- 単線結線図は、電気が流れる順(上から下)に描くのが原則
- だから6つの役割が、そのまま上から順に積み上がっている
- 引込部 → 受電部 → 母線 → 変圧器部 → 力率改善部 → 低圧配電部
誰が、なんのためにこの図面を見るのか
単線結線図の「用途」も整理しておきましょう。立場によって、同じ1枚の紙の使い道がまったく違います。
立場によって変わる、この1枚の使い道
設計者…機器の選定、容量計算、保護協調の検討、官庁申請・電力協議、積算
施工者…機器の発注・搬入計画、盤の据付、結線、竣工試験の段取り
保安管理者・電気主任技術者…定期点検の対象確認、停電作業の手順づくり、事故時の切り分け
建物のオーナー…資産管理、増設・更新計画の検討
📐 図4 同じ1枚を、誰が何のために見るのか
立場が変われば、同じ図面から読み取るものも変わります。とくに事故が起きたとき、現場でまず開かれるのがこの図面です。「どこを切れば安全に切り離せるか」を数分で判断しなければならない場面で、単線結線図が読めるかどうかが問われます。新人のうちから読む練習をする意味は、ここにあります。
ここまでのポイント
- 立場が変わると、同じ1枚から読み取るものも変わる
- 設計者は選定と計算と協議、施工者は発注と据付と試験の段取り
- 保安管理者は点検対象と停電手順、オーナーは資産管理と更新計画
単線結線図は「3本の線を1本で描いた図」
最後に、次回への橋渡しです。高圧の電路は三相3線式なので、本来は電線が3本あります。それを1本の線で代表して描いたのが単線結線図です。
単線結線図の長所と短所
長所…設備全体を1枚に収められる。全体像がひと目でわかる
短所…細かい結線や制御の動きまではわからない
📐 図5 単線結線図と三線結線図のちがい
単線結線図は「相の情報を捨てている」ぶん、全体を1枚に収められます。だから実務では、単線結線図のほかに三線結線図(実際の3本を描いた図)や展開接続図(制御回路の動きを描いた図)を使い分けます。この使い分けが第2回のテーマです。
いきなり全部を読もうとせず、まず5本の線を引いて6つに区切る。ブロックごとに「まず確かめること」を持っておくと、初めて見る図面でも迷いません。
ここまでのポイント
- 高圧の電路は三相3線式なので、本来は電線が3本ある。それを1本で代表して描いたのが単線結線図
- 長所は設備全体を1枚に収められること、短所は細かい結線や制御の動きが分からないこと
- だから実務では三線結線図や展開接続図と使い分ける。それが第2回のテーマ
まとめ
第1回のテーマは、記号ではありません。「そもそも、この設備はなんのためにあるのか」。ここを飛ばして記号から覚えると、必ずどこかで行き詰まります。逆に目的さえつかめれば、記号は後からいくらでも付いてきます。
6つの役割と、図面での位置
| 役割 | 何をしているか | 単線結線図での位置 |
| 受ける・切り離す | 引き込み、必要なときに安全に切り離す。波及事故を出さない | ① 引込部(いちばん上) |
| 測る | 取引のための計量と、運転管理のための計測 | ② 受電部(VCT・Wh、VT・CT) |
| 守る | 短絡・地絡・過負荷・雷・電圧低下から設備と人を守る | ② 受電部を中心に、設備全体 |
| 変える | 6,600Vを、使う電圧(105V/210V)に変える | ④ 変圧器部 |
| 整える | 無効電力を打ち消して、皮相電力を小さくする | ⑤ 力率改善部 |
| 備える | 停電に備え、非常用電源へ切り替える | 設備全体(非常用発電設備など) |
なぜ高圧で受けるのか
電流の話
- 高圧受変電設備とは、6.6kVで受けた電気を、建物で使える100V/200Vに変えて配る設備
- 高い電圧で受けるのは、電流を小さくして電線・損失・電圧降下を減らすため
図面の読み方
6つの役割と6ブロック
- 役割は6つ。受ける/測る/守る/変える/整える/備える
- 機器の半分以上は「守る」ためにある。この視点で見ると図面が読める
- 単線結線図は、6つの役割が上から下へ並んだ構造をしている
- まずは6ブロックに区切って読む習慣をつける
最後に ― キュービクルの中は、自分たちの資産
キュービクルは電力会社が置いてくれているものではありません。高圧受電をした時点で、その設備は自家用電気工作物 ― お客さんの資産になります。だから設計も、施工も、点検も、すべてこちら側の仕事です。この感覚を持てるかどうかで、図面の読み方が変わります。
📝 理解度チェック(全3問クイズ)
Q1. わざわざ「高圧」で受電する主な理由は?
A.高圧のほうが電気料金の単価が必ず安いから
B.同じ電力なら電流が小さくなり、電線を細くできるから
C.高圧のほうが感電の危険が小さいから
答えと解説を見る
正解:B
P=√3×V×I×cosθ なので、電圧が高いほど同じ電力を流すのに必要な電流は小さくなります。電流が小さければ電線サイズ・電圧降下・電力損失をすべて小さくできる、というのが高圧受電の技術的な理由です。
Q2. 「単線結線図」の“単線”が意味しているのは?
A.1回線しか描かないから
B.三相3線でも1本の線で代表して描くから
C.単相回路だけを描いた図だから
答えと解説を見る
正解:B
実際には3本ある電線を、1本の線にまとめて表現するので「単線」です。実際の電線の本数どおりに描いた図は三線結線図です。
Q3. 高圧受変電設備が担う6つの役割に含まれないものは?
A.受電・計量
B.変圧・配電
C.発電
答えと解説を見る
正解:C
受電/計量/開閉/保護/変圧/配電の6つが受変電設備の役割です。発電は非常用発電設備など別の設備の仕事で、第13回で扱います。
※ まず自分で答えを考えてから「答えと解説を見る」を開いてみてください。
よくある質問
Q. キュービクルと高圧受電設備は同じものですか?
ほぼ同じ意味で使われますが、正確には違います。高圧受電設備のうち、金属製の箱に一括して収めたものがキュービクル式高圧受電設備(JIS C 4620)です。屋内の電気室に機器を露出して並べる「開放形」もあり、こちらはキュービクルとは呼びません。
Q.「受変電」と「受電」、どちらが正しいのですか?
実務上はほぼ同義です。厳密には「受電(受け取る)」+「変電(電圧を変える)」で受変電。ただし法令・規程では「高圧受電設備」という呼び方が使われるため、申請書類などはこちらに合わせるのが無難です。
Q. 単線結線図とスケルトン図は同じですか?
同じものを指します。単線結線図は skeleton diagram(骨組みの図)とも呼ばれ、設備の骨格だけを表した図という意味です。会社によって「単線結線図」「単線接続図」「スケルトン」と呼び方が分かれるので、周りの言い方に合わせてください。
Q. 新人はまず何から勉強すればいいですか?
自社が過去に手がけた物件の単線結線図を1枚もらって、この記事の6ブロックに色鉛筆で区切ってみてください。記号がわからなくても構いません。構造をつかむのが先、記号は後です。第3回で記号を扱いますので、そこで答え合わせをしましょう。
📋 あわせて使いたい(資料編)この記事に出てきた機器の一覧を、目的・用途・「ないとどうなるか」つきで表にまとめました。図面を読むときに横に置いてください。
→ 機器別 目的早見表はこちら 次回予告
参考:電気事業法施行規則(電圧の区分)/電気設備の技術基準の解釈/高圧受電設備規程 JEAC 8011-2025(日本電気協会)/内線規程 JEAC 8001/JIS C 4620 キュービクル式高圧受電設備
30秒アンケートこの記事は役に立ちましたか?
タップするだけで完了します。あなたの声でこのサイトは育ちます。
ご回答ありがとうございます!
よければ、あと3つだけ教えてください(任意・答えなくてもOK)
内容への興味・関心低い高い
文章の読みやすさ読みにくい読みやすい
実務での使いやすさ使いにくい使いやすい
ありがとうございました。いただいた声は記事の改善に使わせていただきます。
連載「高圧受変電設備の設計マニュアル」を読み進める
次に読むならこれ【EV充電・再エネ設備の設計マニュアル⑥・最終回】申請と図面化 ― 申請が設計の締切を決める設計マニュアル
関連