内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【048】|鉛被又はアルミ被のあるケーブル配線

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

記事のテーマ

電気設備の安全性を確保するための、鉛被・アルミ被ケーブル配線に関するルールについて解説する。

鉛被・アルミ被ケーブルとは?

鉛被・アルミ被ケーブルとは、導体の外側を鉛やアルミニウムで覆ったケーブルのことです。主に、地下埋設や屋外など、厳しい環境下で使用されます。

鉛被・アルミ被ケーブル配線ルール

  1. 施設方法

    • 3165-1(施設方法)に準じて施設する必要があります。
    • ただし、鋼帯がい装鉛被ケーブル、鉄線がい装鉛被ケーブル、黄銅帯がい装鉛被ケーブルは、外傷に対する防護装置を省略できます。
    • アルミ被ケーブルは、防食被覆のないものは腐食のおそれがある部分に防食措置が必要です。
  2. ケーブルと附属品の接続・支持

    • 鉛被・アルミ被と附属品は、堅ろうかつ電気的に完全に接続する必要があります。
    • 3165-2(ケーブルの支持)に準じて支持する必要があります。
  3. ケーブルの屈曲

    • 被覆を損傷しないように曲げる必要があります。
    • 屈曲部の内側半径は、ケーブル外径の12倍以上を原則とします。
  4. ケーブルの接続

    • 1335-7(電線の接続)の規定に従い、導体と被覆を損傷せず、湿気が浸入しないように接続する必要があります。
  5. 絶縁電線との接続

    • ケーブルヘッドを使用する必要があります。
    • 屋内乾燥場所や雨線内は、テープ巻きでケーブルヘッドを省略できます。
    • 雨線外に施設する場合は、リード線から雨水が浸入しないようにする必要があります。

電磁的平衡と接地ルール

  1. 電磁的平衡

    • 交流回路において鋼帯がい装鉛被ケーブル又は鉄線がい装鉛被ケーブルを使用する場合は、回路の導体全部を同一鋼帯がい装又は鉄線がい装内に収めたものを使用する必要があります。
    • すなわち、1回路の各線が2本以上のケーブルとならないようにする必要があります。
    • ただし、同極往復線を同一鉛被内に収める場合のように電磁的平衡状態に施設する場合は、この限りではありません。
  2. 接地

    • ケーブルの金属被覆、ケーブルの金属製附属品、金属製の電線接続箱など、管その他の防護装置の金属製部分及びラックなどの金属製部分は、3165-8(接地)に準じて接地工事を施す必要があります。

まとめ

  • 施設場所やケーブルの種類に応じて、適切な防護措置を施しましょう。
  • 接続や屈曲は、規定に従い、ケーブルを損傷しないように注意しましょう。
  • 絶縁電線との接続は、ケーブルヘッドを使用し、雨水対策も行いましょう。

(注)

  • この記事は、電気技術規程・解釈に基づいた一般的な情報提供を目的としています。
  • 実際の設置にあたっては、必ず専門家にご相談ください。
  • 最新の情報については、関連法令をご確認ください。

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