内線規程の解釈と解説【010】|低圧開閉器

ペン太
ハリタこの3つ、すぐ答えられますか
- 開閉器と過電流遮断器は、役割がどう違いますか。
- 低圧開閉器を設ける3つの場所を挙げられますか。
- 開閉器はいくつの極に設けるのが原則ですか。
① 役割(過電流遮断器との違い)

- 開閉器:電路を手動で入切し、点検・修理のとき安全に切り離す(作業者を守るスイッチ)
- 過電流遮断器(ブレーカー):過負荷・短絡などの過電流を自動で検知して遮断
- 役割が違うので 両方が必要になる場面が多い
ペン太
ハリタ| 機器 | 動作 | 目的 |
|---|---|---|
| 開閉器 | 電路を手動で入切する | 点検・修理のときに安全に切り離す(作業者を守る) |
| 過電流遮断器(ブレーカー) | 過電流を自動で検知して遮断する | 過負荷・短絡などから電線や機器を守る |
- 開閉器は、電路を手動で入切し、点検・修理のとき安全に切り離す(作業者を守るスイッチ)。
- 過電流遮断器(ブレーカー)は、過負荷・短絡などの過電流を自動で検知して遮断する。
- 役割が違うので、両方が必要になる場面が多い。
② 設ける3つの場所
- ① 入切が必要な箇所:負荷電流を通したり止めたりする場所
- ② 開路が必要な箇所:引込口や、故障・点検・修理で電路を切る場所
- ③ ヒューズの電源側:ヒューズ交換時に安全に電源を切れるように
- 原則 各極(すべての電線)に設け、金属製の外箱には接地が必要
| 設ける場所 | 理由 |
|---|---|
| 入切が必要な箇所 | 負荷電流を通したり止めたりするため |
| 開路が必要な箇所 | 引込口や、故障・点検・修理で電路を切るため |
| ヒューズの電源側 | ヒューズ交換時に安全に電源を切れるようにするため |
- 入切が必要な箇所(負荷電流を通したり止めたりする場所)に設ける。
- 開路が必要な箇所(引込口や、故障・点検・修理で電路を切る場所)に設ける。
- ヒューズの電源側(ヒューズ交換時に安全に電源を切れるように)に設ける。
- 原則として各極(すべての電線)に設け、金属製の外箱には接地が必要。
よくある質問(FAQ)
Q. 開閉器とブレーカー(過電流遮断器)は何が違うの?
A. 開閉器は電路を手動で入切し、点検・修理のときに安全に電源を切り離すスイッチです。過電流遮断器は過負荷や短絡などの過電流を自動で検知して遮断する安全装置です。役割が違うため、両方が必要になる場面が多くあります。
Q. 低圧開閉器はどこに設けるの?
A. 負荷電流を通したり止めたりする必要がある箇所、引込口など故障・点検・修理で電路を開く必要がある箇所、ヒューズの電源側の3つが基本です。原則として各極(すべての電線)に設けます。
まとめ|手動で切るための機器を、各極に設ける
低圧開閉器は、人が安全に電路を切るための機器で、入切・開路・ヒューズの電源側の3か所に、原則として各極に設けるのが基本です。
| 確認する項目 | 内容 |
|---|---|
| 開閉器の動作 | 電路を手動で入切する |
| 開閉器の目的 | 点検・修理のときに安全に切り離す(作業者を守る) |
| 過電流遮断器の動作 | 過負荷・短絡などの過電流を自動で検知して遮断 |
| 両者の関係 | 役割が違うため、両方が必要になる場面が多い |
| 設ける場所① | 入切が必要な箇所(負荷電流を通したり止めたりする場所) |
| 設ける場所② | 開路が必要な箇所(引込口や、故障・点検・修理で電路を切る場所) |
| 設ける場所③ | ヒューズの電源側(交換時に安全に電源を切るため) |
| 設ける極 | 原則として各極(すべての電線) |
| 金属製の外箱 | 接地が必要 |
| 分電盤の主開閉器 | 分岐回路の数や構成によって省略できるケースがある |
役割で押さえること
- 手動で入切する機器であること。
- 過電流遮断器との違い。
- 両方が必要になる場面が多いこと。
設置場所で押さえること
- 入切が必要な箇所。
- 引込口など開路が必要な箇所。
- ヒューズの電源側。
施設の原則で押さえること
- 各極に設けること。
- 金属製外箱の接地。
- 主開閉器を省略できる場合の確認。
開閉器は「電気を止める」ためではなく「人が安全に作業できるようにする」ための機器です。ブレーカーがあるから不要と考えず、点検や修理の場面を想像して配置を決めておくと、実務で役立つ盤になります。
📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】
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