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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
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記事のテーマ
電熱器を安全に使用するための分岐回路・手元開閉器の施設ルールについて解説する。
電熱器の分岐回路に関するルール
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専用分岐回路
- 1個の容量が12Aを超える電熱器は、専用の分岐回路で使用する必要があります。
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他の負荷との共用
- 1個の容量が12A以下の電熱器は、15A分岐回路又は20A配線用遮断器分岐回路で他の負荷と共用することができます。
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加熱装置回路の規定
- 上記以外は、加熱装置回路の幹線及び分岐回路の規定によります。
大容量電熱器の分岐回路から小容量電熱器の分岐使用に関するルール
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分岐使用の条件
- 以下の条件を満たす場合は、大容量電熱器を使用する分岐回路から小容量電熱器を分岐使用することができます。
- ① 大容量電熱器の容量は、20A以上であること。
- ② 小容量電熱器(複数ある場合は、その合計)の電流は、大容量電熱器の1/2以下で、かつ、15A以下であること。
- ③ 分岐回路は、合計負荷電流に応じ30A分岐回路、40A分岐回路、50A分岐回路又はこれ以上のものを使用すること。
- ④ 小容量電熱器に至る配線の分岐点には、過電流遮断器を取り付けること。
- 以下の条件を満たす場合は、大容量電熱器を使用する分岐回路から小容量電熱器を分岐使用することができます。
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差込プラグの使用
- 大容量電熱器、小容量電熱器のいずれも配線との接続には、住宅の屋内に施設する対地電圧150Vを超える電熱器を除き、差込プラグを使用することができます。
手元開閉器に関するルール
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手元開閉器の施設
- 電熱器の配線には、手元開閉器を施設する必要があります。
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手元開閉器の省略
- ただし、以下のいずれかに該当する場合は、この限りではありません。
- ① 開閉器を備えた電熱器をコンセントから使用するとき
- ② 1.5kW以下の電熱器をコンセントから使用するとき
- ③ 1.5kW以下の電熱器をコードコネクタから使用するとき
- ④ 分岐開閉器が手元開閉器を兼ねるとき
- ただし、以下のいずれかに該当する場合は、この限りではありません。
差込接続器に関するルール
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差込プラグの定格
- 電熱器に附属する差込プラグの定格は、以下の表によります。
- ただし、特殊な差込プラグを使用する場合は、この限りではありません。
差込プラグの選び方
電熱器に附属する差込プラグの定格は、以下の表によります。
電熱器の定格電流 (A) | 差込プラグの定格 (A) |
---|---|
15以下 | 15 |
15超過20以下 | 20 |
20超過30以下 | 30 |
30超過50以下 | 50 |
可燃性物質との距離に関するルール
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離隔距離又は耐熱装置
- 固定電熱器は、周囲の造営材の可燃性物質又は熱のため変色、変形するおそれのあるものなどとは、十分な距離を離隔するか、又は耐熱装置を施す必要があります。
接地に関するルール
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接地工事
- 電熱器の金属製外箱は、機械器具の金属製外箱などの接地の規定に準じて接地工事を施す必要があります。
まとめ
- 12Aを超える電熱器は、専用の分岐回路で使用しましょう。
- 大容量電熱器の分岐回路から小容量電熱器を分岐使用する場合は、条件を確認しましょう。
- 電熱器の配線には、原則として手元開閉器を施設しましょう。
(キーワード)
電熱器、分岐回路、手元開閉器、過電流遮断器、差込プラグ、電気工事、電気技術規程、安全
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