内線規程の解釈と解説【105】|トンネル、坑道その他これらに類する場所の施設
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出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
トンネルや坑道といった特殊な環境では、湿気や粉じんなど電気事故につながる要因が多いため、電気配線にも特別な安全基準が定められています。配線方式・使用できる電線・電圧による制限・接触対策まで、要点を図解で整理します。

結論:環境に応じた配線方式を選び、規定された電線を使用し、300V超は必ずケーブルとするのが基本です。金属配管に沿う配線は金属管等で絶縁措置を施します。
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常時通行するトンネル内の配線基準
- 湿気や粉じんが多いため、適切な配線方式の選定・電線の種類と規格の確認・地絡(漏電)に対する安全対策を考慮します。
- 採用される配線方式は、金属管配線・合成樹脂管配線・金属線ぴ配線・ケーブル配線・バスダクト配線・フロアダクト配線・ライティングダクト配線・移動電線(JIS C 3580-5準拠)です。
- 粉じんが多い場所や火薬庫では、内線規程の3405節および3430節の遵守が求められます。
使用できる電線の種類
- 絶縁電線、クロロプレン外装ケーブル、クロロスルホン化ポリエチレン外装ケーブル、耐燃性エチレンゴム外装ケーブル、ケーブル全般のいずれかを使用します。
- 乾燥した場所では、1.6mm以上の軟銅線に相当する絶縁電線も使用可能です。
- 使用電圧300V以下では、クロロプレン/クロロスルホン化ポリエチレン/耐燃性エチレンゴム/ビニルの各キャブタイヤケーブル(断面積0.75mm²以上が基本)または同等以上のケーブルを使用します(乾燥環境では適切な絶縁電線も可)。
移動電線・設置場所と電圧による制限
- 移動電線は、定格電流の合計を上回る許容電流を確保し、耐燃性または耐油性に優れたケーブルを選定します。
- 一般的な場所では金属管または同等以上の保護材、湿気・水気がある場所では金属管・合成樹脂管・金属ダクトなどを用います。
- 300Vを超える電圧を使用する場合は、必ずケーブルを使用します。
- 電線を金属製水管やガス管に沿って配線する場合は、必ず金属管や同等以上の絶縁措置を行い、漏電による感電を防ぎます。
たとえ話:トンネル内の配線は、雨風や砂ぼこりの中を通る配管のようなもの。中身(電線)を丈夫な鎧(金属管やケーブル)で包んでこそ、過酷な環境でも安全に電気を届けられます。
トンネルや坑道の中って、普通の建物と同じように配線すればいいんですか?それとも特別なルールがあるんでしょうか…?
実は、トンネルや坑道といった特殊な環境では、電気配線にも特別な安全基準が定められているんだ。
トンネルや坑道って、思っていたよりもずっと厳しいルールがあるんですね。
そうなんだ。過酷な環境だからこそ、電線の種類や保護方法をしっかり選ぶことが安全につながるんだよ。
よくある質問(FAQ)
📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】
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