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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
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🔌 3810-3条:高圧屋内配線はケーブルの種類に注目!
見習いペン太
ケーブルって、種類によって配線のルールが違うの?
はりた
そうだよ。外装がビニルやクロロプレンの場合は3165節、鉛やアルミ被の場合は3180節に従うんだ。ただし、それぞれの節にある「接地」の項目は除くから注意してね。
✅ 接地工事のルールもチェック!
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ケーブルを通す管や支持物は「A種接地」が必要。
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金属製ボックスやカバーにもA種接地を忘れずに。
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ただし、安全カバーなど接触防護措置がある場合は「D種接地」でもOK!
📌 ポイント
ケーブルの種類ごとに適用されるルールを守って、安全第一の配線を行いましょう!
⚡ 3810-5条:高圧接触電線は「構造」と「安全距離」がキモ!
見習いペン太
接触電線って、電線に直接ふれる仕組み? 危なそう…
はりた
だからこそ、電線の強度や距離の取り方が厳しく決められてるんだよ。触れにくい場所に設置するのが基本だね。
✅ 接触電線の施設条件
項目 | 内容 |
---|---|
設置場所 | 露出 or 点検可能な隠ぺい場所、人が触れない場所 |
電線の構造 | 引張強さ2.78kN以上 or 直径10mm以上・断面積70mm²以上 |
支持方法 | 各点で堅固に固定、支持間隔は6m以下 |
✅ 遮断器・開閉器の設置
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近くに過電流遮断器を設けることが必須
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専用の開閉器+各極に過電流遮断器を配置すること
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地絡時には自動遮断装置を施設する必要があります
✅ その他の安全対策
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コレクタ同士や異極間の離隔距離:30cm以上
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金属隔壁を設ければこの限りでない
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無線設備へのノイズ障害対策も必要!
🧠 まとめ:3810条は“安全配線のための具体的ルール”
条文 | 内容 |
---|---|
3810-3 | 高圧屋内配線は、ケーブルの種類ごとに適用規定が異なる。金属製部分には接地が必要。 |
3810-5 | 高圧接触電線は、構造や安全距離・遮断器・無線対策など多くの条件を満たす必要あり。 |
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