内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【010】|低圧開閉器

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

この記事に書かれていること

低圧開閉器が必要な場所は?
  • 負荷電流を通じたり,止めたりする必要のある箇所
  • 引込口・その他故障,点検,測定,修理などに際して電路を開路する必要のある箇所
  • ヒューズの電源側

低圧開閉器

低圧開閉器は、低圧の電気回路において、電流のオン・オフを制御し、回路の保護や点検・修理を安全に行うために不可欠な装置です。具体的には、以下の3つの主要な箇所に設置する必要があります。

  1. 負荷電流の開閉:
    • 照明器具、モーター、ヒーターなどの電気機器(負荷)に電気を供給したり、停止したりする際に使用します。
    • これにより、機器の運転制御や、不要な電力消費の抑制が可能になります。
  2. 回路の保護・点検:
    • 建物の電気引込口や、分電盤などの主要な箇所に設置し、故障時や点検・修理時に回路を遮断します。
    • これにより、感電や火災などの事故を防止し、作業者の安全を確保します。
    • また、電気の測定などを行う際にも必要になります。
  3. ヒューズの保護:
    • ヒューズは、過電流が発生した際に回路を遮断する保護装置ですが、交換作業時に感電する危険性があります。
    • そのため、ヒューズの電源側に開閉器を設置し、作業前に回路を遮断することで、安全性を高めます。

低圧開閉器は、低圧の電気回路において、以下の3つの目的で設置される重要な装置です。

  • 負荷電流のオン・オフ制御
  • 回路の保護・点検時の遮断
  • ヒューズ交換時の安全性確保

低圧開閉器は、負荷電流の開閉が必要な箇所、引込口や分電盤などの回路保護・点検が必要な箇所、およびヒューズの電源側に設置されます。

  • 分電盤の主開閉器(引込口装置となるものを除く。)は,特に必要がある場合以外は,取り付けなくてもよい。
  • 低圧の引込線取付点として引込小柱を施設する場合は,引込小柱に負荷側電路の開閉を行う低圧開閉器を施設することができる。

開閉器の施設について

低圧電路に開閉器を設置する場合、原則として各極に設置する必要があります。ただし、以下の場合は例外として、中性線または接地側電線に開閉器を省略できます。

  1. 変圧器の中性線または接地側電線に接続する分岐回路
  2. 需要場所の引込口で接地工事が施された低圧電路、または変圧器の中性点に接地工事が施された低圧電路に接続する屋内配線の中性線または接地側電線
  3. 使用電圧が300V以下の低圧2線式電路に設置する低圧用開閉器のうち、幹線に設置するもの、特定の分岐開閉器、トロリー線に設置するもの以外

外箱の接地について

  • 接地工事の目的:

金属箱開閉器は、内部の電気回路が故障した場合に、外箱に電流が流れ、感電の危険性があります。接地工事は、この電流を安全に大地に逃がし、感電事故を防ぐために行われます。

  • 接地工事の種類:

接地工事には、A種、B種、C種、D種など、いくつかの種類があります。金属箱開閉器の種類や使用電圧に応じて、適切な接地工事を選択する必要があります。

金属箱開閉器の安全性を確保するため、外箱には適切な接地工事が必須です。

 

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