電気設備の情報発信をするハリネズミ
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はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【115】|配線設計(電動機)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

contents
  1. 🔧電動機の負荷算定と分岐回路の選定方法
    1. ✅【1】電動機の負荷算定ってなに?
    2. ✅【2】モーター回路は“原則”1台1回路!
    3. ✅【3】例外もあるよ!(複数モーターの共用)
    4. ✅ここまでのまとめ
  2. ⚡【電動機の分岐回路に必要な開閉器とブレーカーの選び方】
    1. ✅【1】そもそも、設置しないといけないの?
    2. ✅【2】分岐開閉器はどう選べばいい?
    3. ✅【3】過電流遮断器(ブレーカー)はどう選ぶ?
    4. ✅【まとめ】
  3. 🛠️電動機に使うスイッチとブレーカーのルール
    1. ✅【1】開閉器とブレーカーの両方が必要!
    2. ✅【2】開閉器の定格電流は、ブレーカー以上!
    3. ✅【3】ブレーカーの選定ルール
    4. ✅ここまでのまとめ
  4. 🔌電動機用の電線、どれだけ太くすればいいの?
    1. ✅【1】電線の「許容電流」ってなに?
    2. ✅【2】電動機用の電線に必要な太さは?
    3. ✅【3】電動機がずっと動いてる(連続運転)の場合
    4. ✅【4】短時間・断続的な運転の電動機なら?
    5. 🔍ここまでのまとめ
  5. 🚨【電動機の保護ってどうするの?】
    1. ✅【1】過負荷保護装置って?
    2. ✅【2】でも、保護装置がいらない場合もあるよ!
    3. ✅【3】欠相(けっそう)保護も忘れずに!
    4. 🔍ここまでのまとめ
  6. 🔧電動機の過負荷保護装置と欠相保護のポイント
    1. ✅1. 過負荷保護装置ってなに?
    2. 🛑2. 設置しなくてもよいケースもある?
    3. ⚡3. 欠相保護装置って?
    4. 📝ここまでのまとめ
  7. ⚙️電動機の簡単な選定方法!表でサクッと設計できるってホント?
    1. ✅1. 一般的な三相誘導電動機の場合(200V/400V)
    2. 🧊2. 特殊な電動機・インバータ使用時の設計方法
    3. 📝まとめ

🔧電動機の負荷算定と分岐回路の選定方法

電動機(モーター)を使うときに大事なのが「どのくらい電気が必要か」をちゃんと計算すること。これを負荷算定といいます。

見習いペン太
見習いペン太
モーターって、どれも同じように電気使うんじゃないの?

はりた
はりた
いやいやペン太、使い方や種類によって必要な電流がけっこう変わるんだよ!負荷算定をしっかりしないと、ブレーカーが落ちたりする原因になるからね。


✅【1】電動機の負荷算定ってなに?

ざっくり言うと「モーターにどれだけ電気が必要か」を調べること。使うモーターによって負荷の計算方法がちがいます。

💡汎用モーター(普通のモーター)

  • モーターについてる**銘板(ネームプレート)**に書かれた「定格電流」をそのまま使うのが基本。

  • 出力別に規約電流が決まっているから、そこから選ぶこともできるよ!

💡インバーター付き/エアコン・冷凍機など特殊なモーター

  • メーカーの資料を見るのが確実!

  • 圧縮機は「銘板電流 × 1.2」で計算することも多いよ。

  • 冷凍機やチラーは「起動時の電流」に注意!


✅【2】モーター回路は“原則”1台1回路!

電動機はスタート時に大きな電流を流すから、基本的に**1台につき1回路(専用回路)**をつけてあげるのがルール。

見習いペン太
見習いペン太
えーっ、1個ずつ分けなきゃいけないの?めんどくさくない?

はりた
はりた
うん、でもモーターは起動時に急に電気を食うから、まとめて回路に入れるとブレーカーが落ちやすくなるんだよ。安全のためにも専用にした方がいいってこと!


✅【3】例外もあるよ!(複数モーターの共用)

以下のようなケースでは、1つの回路に複数台のモーターをつなぐこともOK!

ケース 条件
① 小型のモーターだけ使うとき 15Aや20Aのブレーカーで、合計容量が2.2kW以下ならOK
② 各モーターに過負荷保護があるとき 制御盤の中などで1つの回路に複数台つなぐことがあるよ
③ 機械的に一体の装置 クレーンやコンベアなど、複数台のモーターがセットで動く場合

✅ここまでのまとめ

  • 電動機は、種類によって定格電流の見方や考え方が違う!

  • 基本は1台1回路。でも条件を満たせば例外もある。

  • メーカー資料や内線規程をよく確認することが大事!

見習いペン太
見習いペン太

なるほどね〜。とりあえずモーター1台ずつ回路わけとけば安心ってことだね!

はりた
はりた

そうそう。あとインバータとか冷凍機はクセがあるから、仕様書をちゃんと見てね。

⚡【電動機の分岐回路に必要な開閉器とブレーカーの選び方】

電動機に安全に電気を送るには、ただ電線をつなげばいいわけじゃありません。
「開閉器」と「過電流遮断器(ブレーカー)」を正しく選んで設置することがとても大事です!

見習いペン太
見習いペン太
分岐回路ってなんでブレーカーとスイッチが両方いるの?どっちかだけじゃダメなの?

はりた
はりた
いい質問だね!スイッチ(開閉器)は“入り切り”の操作用、ブレーカー(過電流遮断器)は“過電流が流れたときの安全装置”。役割が違うから両方必要なんだよ。


✅【1】そもそも、設置しないといけないの?

内線規程 3605-で、電動機の分岐回路には開閉器とブレーカーの設置が必要とされています。これは感電や火災のリスクを減らすための安全ルールです。


✅【2】分岐開閉器はどう選べばいい?

🔸開閉器の定格電流は、そこに設置する過電流遮断器(ブレーカー)と同じか、それ以上の値で選びます。
→ そうしないと、安全に「オン/オフ」できないんだ。


✅【3】過電流遮断器(ブレーカー)はどう選ぶ?

ブレーカーを選ぶときには、電動機の特性に合わせた考慮が必要!

【A】定格電流の基本ルール

  • 電動機の定格電流 ×3(50A超の場合は×2.75)

  • そこに他の機器の定格電流も足してOKな範囲に収める

  • 起動電流で誤って動作しないような大きさを選ぶ


【B】電線の許容電流とのバランスもチェック!

  • 電線が流せる最大電流(許容電流)も忘れず確認!

  • 原則は「電線の許容電流 ≧ ブレーカーの定格電流」

  • ただし条件を満たせば、電線の2.5倍以下で選定することも可能。


【C】専用回路の場合の特例

  • 電動機“だけ”に使う専用回路なら、ちょっと融通が利く。

  • 「1360-4」に適合する専用ブレーカーなら、電線の許容電流ぴったりのサイズでもOK。


✅【まとめ】

ポイント 内容
開閉器の定格 ブレーカーと同等以上にする
ブレーカーの選び方 起動電流に耐えて、安全に遮断できるサイズに
電線とのバランス 許容電流を超えないようにする
専用回路なら 特定の条件下で制限が緩和されることも

見習いペン太
見習いペン太

ふーん、スイッチとブレーカーにもちゃんとルールがあるんだね。感電とか事故にならないようにってことか〜!

はりた
はりた

そうそう、安全第一!あと、メーカーの仕様や施工環境も見ながら選ぶのが大事だよ。

🛠️電動機に使うスイッチとブレーカーのルール

電動機を安全に動かすには、「スイッチ」と「ブレーカー」をちゃんと設置することが必要なんだ。これは事故防止のために、ルール(内線規程3605-4)で決まってるよ。


見習いペン太
見習いペン太
電動機にスイッチとブレーカーって、そんなに重要なの?

はりた
はりた
大事だよ!スイッチ(開閉器)は操作用、ブレーカー(過電流遮断器)は万が一のときの安全装置。ダブルで守ってるんだ。


✅【1】開閉器とブレーカーの両方が必要!

  • 電動機に電気を送る分岐回路には、**開閉器(ON/OFFするスイッチ)と過電流遮断器(ブレーカー)**を設置するのが基本。

  • 感電や火災を防ぐための、法律で決められた安全ルール!


✅【2】開閉器の定格電流は、ブレーカー以上!

  • スイッチの定格電流(壊れずに扱える最大電流)は、ブレーカーの定格電流と同じか、それ以上じゃないとダメ。

  • これでスイッチ操作中に回路が壊れるのを防げる!


✅【3】ブレーカーの選定ルール

🔸電動機が1台だけの場合

  • ブレーカーの定格電流は、電動機の定格電流の3倍までOK!
     ※電動機が50A超える場合は、2.75倍まで

  • 他の機器と一緒に使うときは、その定格電流も合計して計算。

見習いペン太
見習いペン太
えっ、3倍!?そんなに大きくしていいの??

はりた
はりた
起動のときに“ドン”って電流が増えるからね!すぐにブレーカーが落ちないように考えてるんだよ。

🔸電線とのバランスも大事!

  • 原則として、電線の許容電流 ≧ ブレーカーの定格電流じゃないとダメ!

  • ただし、過負荷保護装置との協調が取れるなら、電線の2.5倍以下のブレーカーでもOK。

🔸ちょっと特殊な場合…

  • 電線の許容電流が100A超で、計算で中途半端な値になったら、直近の上位の定格値のブレーカーでOK。

  • 専用回路で、「1360-4」に適合する遮断器を使う場合は、電線と同じ定格電流でも大丈夫!


✅ここまでのまとめ

項目 ポイント
開閉器 ブレーカー以上の定格電流
ブレーカー(基本) 電動機の定格電流の3倍(または2.75倍)以下
電線とのバランス 原則:許容電流 ≧ ブレーカー定格電流
特例あり 単独回路や協調が取れていれば柔軟な対応もOK

見習いペン太
見習いペン太
なるほど〜!ただ付ければいいってもんじゃなくて、ちゃんと考えて選ばなきゃいけないんだね。

はりた
はりた
そうそう、電動機は電流も大きいから、しっかりルールを守ることが大切だよ。

🔌電動機用の電線、どれだけ太くすればいいの?

電動機(モーター)に電気を送るには、その電流に見合った「太さの電線」を使わなきゃいけません。細すぎると…火災や故障の原因になることも!


見習いペン太
見習いペン太
電線って細ければ細いほど取り回しやすくていい気がするけど、ダメなの?

はりた
はりた
ダメダメ!電線には「許容電流」っていう限界があるんだ。それを超えると、電線が熱くなって火災の原因になることもあるよ。


✅【1】電線の「許容電流」ってなに?

  • 許容電流とは、その電線が安全に流せる最大の電流のこと!

  • 超えると…電線の被覆が溶けたり、漏電・火災のおそれが⚠️


✅【2】電動機用の電線に必要な太さは?

▶ 電動機ごとに分岐回路を引くときのルールはこんな感じ👇

電線の条件 必要な許容電流
通常 過電流遮断器の 40%以上(=1/2.5倍以上)
がいし引き配線 がいし配線の許容電流を適用できる

✅【3】電動機がずっと動いてる(連続運転)の場合

電動機の定格電流に応じて必要な電線の許容電流も変わるよ!

定格電流 電線に必要な許容電流
50A以下 定格電流の 1.25倍以上
50A超  定格電流の 1.1倍以上

見習いペン太
見習いペン太
うわ〜そんなに余裕見ないといけないんだ!ギリギリじゃダメなのか〜


✅【4】短時間・断続的な運転の電動機なら?

ずーっと動いてるわけじゃない電動機(例:断続運転や変動負荷)では、実際の発熱量を考慮して、**“熱的に等価な電流値”**を基に電線サイズを選んでもOK。

👉要は、使用状況に合わせて柔軟に考えようってこと!


🔍ここまでのまとめ

ポイント
電線の太さは「許容電流」で決める!
分岐回路なら、遮断器の40%以上の許容電流
連続運転モーターなら、定格電流の1.25倍 or 1.1倍
短時間使用モーターなら、熱的に等価な電流値でもOK

見習いペン太
見習いペン太
電線の太さって、ただの見た目じゃなくて安全のための大事な基準なんだね!

はりた
はりた
そう!ちゃんとルールを守れば、電動機も長く安心して使えるよ💡

🚨【電動機の保護ってどうするの?】


見習いペン太
見習いペン太
モーターって止まらずに動いてくれるイメージだけど…壊れたりしないの?

はりた
はりた
負荷がかかりすぎたり、電源トラブルが起きると、最悪焼けちゃうこともあるんだよ。だから「保護装置」が大事なんだ。


✅【1】過負荷保護装置って?

モーターが想定以上の負荷で動き続けると、熱くなりすぎてコイルが焼ける危険があります⚠️

👉 そんなとき、自動で電気を止めてくれるのが「過負荷保護装置」!

代表的な装置はこちら👇

🔹 電動機用ヒューズ

🔹 配線用遮断器(モーター保護タイプ)

🔹 熱動継電器(サーマルリレー)


✅【2】でも、保護装置がいらない場合もあるよ!

実は、例外もあるんです👇

ケース 内容
✅ 電動機に保護装置が内蔵されている メーカーが最初からつけてる場合
✅ モーターが小さくて焼けにくい 35W以下の交流モーターなど
✅ 常に人が見てる ホイスト・工作機械など
✅ そもそも過負荷の心配がない 特定の負荷条件で
✅ 単相モーターで15A以下の回路から電源供給 (20A以下の配線用遮断器でも可)
✅ 出力が0.2kW以下の小型モーター 焼損リスクが少ない

見習いペン太
見習いペン太
なるほど〜。小さいモーターなら保護装置いらないこともあるんだね!

はりた
はりた
そう。ただし“いらない”って判断するには条件をちゃんと確認しないとね⚠️


✅【3】欠相(けっそう)保護も忘れずに!

欠相ってなに?
→ 三相のうち1本でも電源が途切れると、電動機はうまく動かず、壊れてしまう危険性があるんだ。

だから…
📌「欠相保護装置」をつけて、電源の異常を自動で検出&遮断!

👉 欠相による損傷が起きないように、防止が必須なんだよ。

※どうしても遮断じゃなくていい場合は、警報だけの装置でもOKなケースもあるよ。


🔍ここまでのまとめ

ポイント 内容
🛑 過負荷対策 ヒューズ・サーマルリレーなどで焼損を防ぐ
🚫 欠相対策 欠相保護装置や警報装置で安全を確保
✅ 装置が不要なケース 小型モーターや一部の条件付きで例外あり

🔧電動機の過負荷保護装置と欠相保護のポイント

見習いペン太
見習いペン太
電動機って、ずっとフルパワーで動かしても大丈夫なの?

はりた
はりた
おっと、それは要注意だよペン太。電動機は「過負荷」になると、モーターが焼けて壊れちゃうことがあるんだ。だから“過負荷保護装置”っていう安全装置をつけるのが基本なんだよ。


✅1. 過負荷保護装置ってなに?

過負荷とは、電動機に本来より大きな負荷(負担)がかかってしまう状態のこと。これが長く続くと、電動機が高温になり、焼損してしまうリスクがあります。

このリスクを避けるために使われるのが「過負荷保護装置」。代表的な装置は以下のようなものです:

🔹 電動機用ヒューズ

🔹 電動機保護用配線用遮断器

🔹 熱動継電器(サーマルリレー)

これらの装置は、過負荷を検知すると電路を自動で遮断して、電動機を保護してくれます。


🛑2. 設置しなくてもよいケースもある?

見習いペン太
見習いペン太
でも全部の電動機に保護装置つけないとダメなの?ちっちゃいやつとかも?

はりた
はりた
実はね、一定の条件を満たしていれば、つけなくていい場合もあるんだよ。

🔽以下のような場合は、過負荷保護装置の設置が免除されることがあります:

  • 電動機にすでに保護機能が内蔵されている
  • 定格出力が0.2kW以下の小型電動機
  • 35W以下で、電線のインピーダンスが高く、始動不能でも焼損のおそれがない場合
  • 操作する人が常に監視している(例:ホイスト、工作機械)
  • 過負荷になるような運転がそもそも起こらない負荷
  • 単相電動機で、15A(遮断器の場合は20A)以下の分岐回路で使用する

⚡3. 欠相保護装置って?

見習いペン太
見習いペン太
あれ?電気って3本の線でくるやつあるよね?1本切れたらどうなるの?

はりた
はりた
おお、よく知ってるね。それを「欠相(けっそう)」って言って、1本でも切れると電動機に負荷が偏って、壊れる原因になるんだよ。

欠相時の焼損を防ぐために、欠相保護装置を設置することが義務づけられています。
※欠相を検知して警報を出す「警報装置」でも代替可能な場合もあります。


📝ここまでのまとめ

装置名 目的 設置が必要な理由
✅過負荷保護装置 モーターの焼損防止 過負荷で高温になるのを防ぐ
✅欠相保護装置 電源の欠相による異常を防止 三相電源の一部が切れたときの破損防止

⚙️電動機の簡単な選定方法!表でサクッと設計できるってホント?

見習いペン太
見習いペン太
ねぇねぇ、電動機の回路って、毎回イチから計算しなきゃいけないの?めんどくさそう…💦

はりた
はりた
大丈夫だよ、ペン太!一般的な三相誘導電動機なら、**「3705表」**っていう便利な早見表を使って、パパッと設計できるんだよ!


✅1. 一般的な三相誘導電動機の場合(200V/400V)

以下に該当する電動機なら、3705-1表〜3705-4表を使って設計OK!

  • 汎用の三相誘導電動機(エレベーターや冷凍機などは除く)

  • インバータ制御なし

  • 進相コンデンサなし

📌ポイント

  • 3705-3表・3705-4表は「トップランナーモータ」用(2015年4月以降の高効率タイプ)。

  • 古いモータや混在する場合は、別の資料を確認しましょう。


見習いペン太
見習いペン太
なるほど〜、表を見ればすぐに電線とか遮断器のサイズがわかるんだね!

はりた
はりた
そうそう!でもエレベーターやエアコンみたいな特殊な電動機は注意が必要だよ!


🧊2. 特殊な電動機・インバータ使用時の設計方法

以下のような機器は個別に負荷算定が必要になります。

🚠 エレベーター:起動・加速時の電圧降下に注意。

❄️ パッケージ形エアコン:メーカーの資料を確認。

🧊 冷凍機・ウォーターチリングユニット:冷却方式により変わる。

🌀 開放形冷凍機(汎用モータ使用):3705-1表や資料を参照。

⚡ インバータ制御モータ:電流値はメーカー資料で確認!

📚設計時は、「3705-1(負荷算定)」の2項を使って正確な電流値を出すことがポイントです。


📝まとめ

電動機の種類 設計方法 補足
汎用三相誘導モータ(200V/400V) 3705表で簡便設計OK 進相コンデンサなしが前提
特殊用途・インバータ使用 個別に電流算定が必要 メーカー資料必須

見習いペン太
見習いペン太
よし、次からは表でサクッと設計しちゃお〜!特殊なやつはちゃんと調べるっと📝

はりた
はりた
バッチリだね、ペン太!設計は正確さが命だから、便利な資料を上手に使いこなそう!

電気設備の情報発信をするハリネズミ
この記事を書いた人
はじめまして、ハリタといいます。 電気設備の計画や設計、むずかしいと感じたことはありませんか? 「先輩に聞けない」「相談できる人がいない」 ――そんな悩みを抱える方の力になりたくて、このサイトを立ち上げました。 現場で迷ったとき、ふと立ち寄ってヒントが得られるような、そんな場所を目指しています。 あなたのモヤモヤが少しでも晴れることを願って――どうぞよろしくお願いします。
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