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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
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記事のテーマ
電飾アドバルン設置における電気工事の安全性を確保するためのルールについて解説する。
電飾アドバルンとは?
電飾アドバルンとは、広告やイベントなどで使用される、電飾を施した風船のことです。
対地電圧のルール
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150V以下が原則
- 電飾アドバルンに電気を供給する電路の対地電圧は、150V以下とする必要があります。
分岐回路のルール
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15Aまたは20A分岐回路を使用
- 電飾アドバルンは、配線設計に規定する15A分岐回路又は20A配線用遮断器分岐回路で使用する必要があります。
配線のルール
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電源から専用開閉器までの電線
- 電源から専用開閉器に至る間の電線は、断面積が0.75mm²以上の一種キャブタイヤケーブル又は耐燃性ポリオレフィンキャブタイヤケーブル以外のキャブタイヤケーブルを使用する必要があります。
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専用開閉器から文字網までの電線
- 専用開閉器から文字網に至る電線は、断面積が0.75mm²以上のビニルコードなどを使用し、引上げ部分は、力網に1m以下ごとに確実に取り付ける必要があります。
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文字網の配線
- 文字網の配線は、断面積が0.75mm²以上のビニルコードなどを使用し、文字網にビニルテープ又は絶縁性のもので60cm以下ごとに支持し、また、分岐点には支持点を設けて張力がかからないようにする必要があります。
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電線の接続部分
- 電線の接続部分には、スリーブその他の器具を使用し、又はろう付けし、かつ、絶縁処理をする必要があります。
電飾施設のルール
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電球の絶縁
- 電飾アドバルンの電球は、充電部を露出しないように絶縁する必要があります。
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文字網の絶縁取り付け
- 文字網にビニルテープその他の絶縁性のもので確実に取り付ける必要があります。
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文字網とアドバルンの間隔
- アドバルン文字網は、アドバルンの下方に取付け、文字網とアドバルンの間隔は、3m以上離す必要があります。
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自動点滅装置の施設
- 電飾アドバルンに自動点滅装置を施設する場合は、専用開閉器に隣接してその負荷側に設置し、かつ、ガス充填位置より10m以上離すか、又は保安上安全な場所に設置する必要があります。
開閉器及び過電流遮断器の施設ルール
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けい留点近くへの設置
- 電飾アドバルン回路には、各極に容易に開閉することのできる専用の開閉器及び過電流遮断器をけい留点の近くに設ける必要があります。
- ただし、過電流遮断器が開閉機能を有するものである場合は、過電流遮断器のみとすることができます。
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ガス充填位置からの距離
- 前項の専用開閉器及び過電流遮断器は、ガス充填位置より10m以上離すか、又は保安上安全な場所に設置する必要があります。
まとめ
- 対地電圧、分岐回路、配線、電飾施設の各ルールを遵守しましょう。
(キーワード)
電飾アドバルン、対地電圧、分岐回路、配線、電飾施設、電気工事、電気技術規程、安全
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