内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【079】|火薬庫などの危険場所

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

記事のテーマ

火薬庫における電気設備の設置基準と安全対策について解説する。

火薬庫における電気設備設置の重要性

火薬庫は爆発の危険性があるため、電気設備の設置には厳格な安全基準が設けられています。適切な設置と管理は、火災や爆発事故を防ぐ上で非常に重要です。

火薬庫内における電気設備設置の原則

  • 原則として、火薬庫内には電気設備を施設しないようにしましょう。
  • ただし、白熱電灯または蛍光灯、およびそれらに電気を供給するための電気設備(開閉器と過電流遮断器を除く)を、以下の条件で施設する場合は例外です。

火薬庫内に電気設備を施設する場合の条件

  1. 対地電圧

    • 電路の対地電圧は、150V以下とします。
  2. 電気機械器具

    • 全閉形のものを使用します。
      • (普通防じん構造のものが望ましいです。)
  3. 屋内配線

    • 金属管配線またはケーブル配線により施設します。
  4. 金属管配線の場合

    • 厚鋼電線管または同等以上の強度を有するものを使用します。
  5. ケーブル配線の場合

    • a. 鋼帯などのがい(鎧)装を有するケーブル、またはMIケーブルを使用する場合を除き、管その他の防護装置に収めて施設します。
      • (がい(鎧)装は解釈第120条第6項に適合するものを使用します。)
    • b. ケーブルを電気機械器具に引き込むときは、引き込み部分でケーブルが損傷するおそれがないように施設します。
  6. 電線と電気機械器具の接続

    • 電線と電気機械器具は、振動により緩まないように接続部分に止めナット、ばね座金などを使用して緩み止めを施し、電気的に完全に接続します。
  7. 白熱電灯及び蛍光灯用電灯器具

    • 外部より機械的損傷を受けるおそれがない箇所の造営材に直接、または吊り下げ管などを使用し、堅ろうに取り付けます。

まとめ

  • 火薬庫内には、原則として電気設備を施設しない
  • 例外的に施設する場合は、厳格な安全基準に従う

(キーワード)

火薬庫、電気設備、安全基準、金属管配線、ケーブル配線、防爆構造、電気工事