内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【097】|滑走路灯など配線の施設

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

 

記事のテーマ

滑走路灯など配線の施設基準と安全対策について解説する。

滑走路灯など配線とは?

滑走路灯など配線とは、飛行場の構内で使用される滑走路灯、誘導路灯、その他標識灯の配線のことです。

滑走路灯など配線の施設

1. 基本原則

飛行場関係者以外が立ち入れない区域の配線は、地中電線路に関する規定(2400節)に準拠して施設する必要があります。

ただし、特定の条件下では、一部規定の適用が免除されます。

2. 適用除外条件と施設方法

管路式または暗きょ式:

ケーブルまたは飛行場標識灯用高圧ケーブルを使用します。

車両などの荷重に耐えられる管路または暗きょを使用します。

直接埋設式:

車両などの荷重を受けない場所に限ります。

埋設深度は60cm以上とします。

クロロプレン外装ケーブルまたは飛行場標識灯用高圧ケーブルを使用します。

埋設箇所を示す表示を設けます。

舗装路面の溝を利用する場合:

低圧配線のみ可能です。

断面積2mm²以上8mm²以下の軟銅より線を使用し、ポリアミドによる保護被覆を施した600Vビニル絶縁電線を使用します。

溝には、電線を保護する堅牢で耐熱性のあるものを充填します。

 


(キーワード)

滑走路灯、誘導路灯、標識灯、配線、施設基準、電気工事、安全対策


設計マニュアルを作成中!