内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【050】|MIケーブル

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

 

記事のテーマ

電気設備の安全性を確保するための、MIケーブル配線に関するルールについて解説する。

MIケーブルとは?

MIケーブルとは、金属製の外装の中に絶縁材で覆われた導体を入れたケーブルのことです。耐熱性、耐火性、耐薬品性に優れており、高温環境や危険物を取り扱う場所などで使用されます。

MIケーブル配線ルール

  1. 施設方法

    • 重量物の圧力や機械的衝撃を受ける場所には、適切な防護装置を設ける必要があります。
    • 機械的衝撃とは、ケーブルに硬くて鋭いものが当たる場合を指し、コンクリート打込み工事は含まれません。
    • コンクリートに直接埋設する場合は、3175-2(施設方法)の規定に準じて施設し、ボックスを使用する場合は、3175-1(ケーブル又はボックスの選定)2項に規定するボックスを使用する必要があります。
  2. 支持

    • 3165-2(ケーブルの支持)の規定に準じて支持する必要があります。
    • コンクリートに直接埋設する場合は、3175-3(ケーブルの支持)の規定に準じて支持する必要があります。
  3. 屈曲

    • 金属製外装を損傷しないように曲げる必要があります。
    • 屈曲部の内側の半径は、ケーブル外装の6倍以上とする必要があります。
    • 同じ箇所を繰り返し曲げるとシースに亀裂が生じるおそれがあるため、シースが硬くなった場合は、トーチランプなどで加熱して焼鈍する必要があります。
  4. 端末処理

    • 湿気が浸入しないように金属製外装をはぎ取り、密封と露出導体部分の絶縁処理を行う必要があります。
    • MIケーブルの絶縁体は吸湿しやすいため、切断後はすみやかに端末処理を行う必要があります。
    • 端末処理を行わない場合は、切り口に絶縁コンパウンドやアマニ油を塗り、粘着ビニルテープなどで5cm程度封をする必要があります。

MIケーブル配線の接地ルール

  1. 接地

    • MIケーブルの金属製外装、金属製附属品、ケーブルを収める管その他の防護装置の金属製部分、金属製の電線接続箱など及びラックなどの金属製部分は、3165-8(接地)の規定に準じて接地工事を施す必要があります。

まとめ

  • 施設場所に応じて、適切な防護措置を施しましょう。
  • 支持、屈曲、端末処理は、規定に従って確実に行いましょう。

(注)

  • この記事は、電気技術規程・解釈に基づいた一般的な情報提供を目的としています。
  • 実際の設置にあたっては、必ず専門家にご相談ください。
  • 最新の情報については、関連法令をご確認ください。

(キーワード)

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