内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【106】|サウナ風呂などの施設

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

サウナ風呂などの施設とは?

サウナ風呂などの施設とは、高温多湿な環境下で使用される電気設備のことです。

対地電圧

  • サウナ風呂などに電気を供給する電路及び機器の対地電圧は、300V以下とする必要があります。

開閉器及び過電流遮断器

  • サウナ風呂などに施設するサウナストーブに電気を供給する電路には、専用の開閉器及び過電流遮断器を各極(過電流遮断器にあっては、多線式電路の中性極を除く。)に施設する必要があります。
  • ただし、過電流遮断器が開閉機能を有するものである場合は、過電流遮断器のみとすることができます。

サウナストーブ

  • サウナストーブは、以下の各号により施設する必要があります。
    1. 堅ろうな金属製外箱に収め、露出した充電部のないものである必要があります。
    2. 上記を施設し、かつ、簡易接触防護措置を施す必要があります。
    3. 周囲可燃材から熱を輻射する方向には100cm、その他の方向には50cm以上離して設置する必要があります。

温度制御装置

  1. サウナ室内の温度を自由に調節することができる温度制御装置を、常に一定の場所で監視できるよう施設する必要があります。
  2. サウナ室内の温度が一定の限度を超えて上昇した場合は、サーモスタット及び温度ヒューズなど自動的に熱源用回路を遮断する装置を施設する必要があります。

電線

  • サウナ室に施設する電線(弱電流電線及び光ファイバケーブルを含む。)は、高温に耐えるものとする必要があります。
  • 注釈1 アルミ線は使用しないこと。
  • 注釈2 サウナ室に使用できる耐熱絶縁電線には、以下のものがあります。
    • けい素ゴム絶縁電線
    • MIケーブル
    • ふっ素樹脂絶縁電線

照明器具など

  • サウナ風呂などの室内に設備する照明器具、配線器具その他の機器は、耐熱絶縁材料を使用し、かつ、人が触れにくい位置に取り付ける場合のほか、外被、台などに露出金属部分のない構造のものとする必要があります。

接地

  • サウナストーブの外箱、台、制御盤の外箱などの非充電金属製部分には、1350-2(機械器具の金属製外箱などの接地)の規定に準じて接地工事を施す必要があります。

高温場所周辺の施設

  • サウナ室の天井裏など高温場所の周辺の配線、電気機械器具などの施設は、3585-5(電線)及び3585-6(照明器具など)の規定に準じて施設する必要があります。

まとめ

  • サウナ風呂などの施設には、対地電圧、開閉器及び過電流遮断器、サウナストーブ、温度制御装置、電線、照明器具など、様々な安全対策が必要
  • 各項目について、規定の条件を満たすように施設する

(キーワード)

サウナ風呂、施設基準、電気工事、安全対策


(読者ターゲット)

  • 電気工事に関心のある一般の方
  • 電気工事の基礎知識を学びたい方
  • サウナ風呂の施設について知りたい方

(記事のテーマ)

サウナ風呂などの施設の安全基準と注意点について解説する。