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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
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記事のテーマ
高周波及び低周波誘導炉を安全に施設するための電源装置・電気炉母線のルールについて解説する。
高周波及び低周波誘導炉とは?
高周波及び低周波誘導炉とは、高周波または低周波の誘導電流を利用して金属などを加熱する炉です。
電源装置
- 高周波及び低周波誘導炉に使用する電動発電機、断続孤光発振器、真空管発振器又は商用周波数による誘導電源などの装置は、以下の要件を満たす必要があります。
- ① 取扱者以外の者が容易に接近できないよう適切な架台、さく、隔壁などを設ける必要があります。
- ② 電気炉から熱及びじんあいにより障害を受けることがないよう適切な床、隔壁を設ける必要があります。
電気炉母線
- 高周波及び低周波誘導炉用の電源装置端子からの電気炉端子に至る電気炉母線及びコンデンサに至る母線は、以下の要件を満たす必要があります。
- ① 人体に危害を及ぼすおそれがある充電部分は、適切なさく、ダクトなどを設け、人が触れるおそれがないように施設する必要があります。
- ② 母線の断面及び配置を適正に行い、過熱、短絡、地絡事故のおそれがないように施設する必要があります。
- ③ 母線を接続する場合は、適切な接続金具を使用するか又は溶接、ろう付けなどにより過熱のおそれがないように施設する必要があります。
- ④ 母線及びこれを支持する支持物は、短絡、地絡などの場合において、取扱者に危害を及ぼすおそれがないよう十分な電気的絶縁性及び機械的強度を持たせる必要があります。
- ⑤ 母線の温度が過度に上昇するおそれがある部分については、風冷方式又は他の適当な冷却方式による強制冷却装置を設ける必要があります。
- ⑥ 母線の過大な温度上昇をきたす部分に使用する絶縁物には、耐熱性のものを使用する必要があります。
- (母線が造営材などを貫通する部分に使用する支持わくなどの金属材料は、磁気閉路を作らないものを使用する必要があります。)
まとめ
- 電源装置は、取扱者以外の者が接近できないようにし、熱やじんあいから保護しましょう。
- 電気炉母線は、人体への危害防止、過熱・短絡・地絡対策、接続方法、絶縁性・機械的強度、冷却装置、耐熱絶縁物などに注意して施設しましょう。
(キーワード)
高周波誘導炉、低周波誘導炉、電源装置、電気炉母線、電気工事、電気技術規程、安全
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