内線規程の解説 PR

内線規程の解釈と解説【093】|コンクリート養生線の施設

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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より

記事のテーマ

コンクリート養生線の施設基準と安全対策について解説する。

コンクリート養生線とは?

コンクリート養生線とは、コンクリートの硬化を促進するために、電気を使用して加熱する発熱線のことです。

対地電圧

  • コンクリート養生線に電気を供給する電路の対地電圧は、300V以下とする必要があります。

発熱線の施設

  • コンクリート養生に用いる発熱線の施設は、以下の各号による必要があります。
    1. 発熱線の種類
      • 発熱線は、3542-9(発熱線の規格)若しくは3540-8(電気温床線の規格)の規定に適合するもの、又はMIケーブルである必要があります。
    2. 発熱線の間隔
      • 発熱線をコンクリートの中に埋込んで施設する場合を除き、発熱線相互の間隔を5cm以上とし、かつ、損傷を受けるおそれがないように施設する必要があります。

開閉器及び過電流遮断器

  • コンクリート養生線に電気を供給する電路には、専用の開閉器及び過電流遮断器を各極(過電流遮断器にあっては、多線式電路の中性極を除く)に施設する必要があります。
  • ただし、以下のいずれかによる場合は、専用の開閉器を施設しなくてもよいとされています。
    1. 移動電線と屋内配線などを接続する場合
      • 発熱線に接続する移動電線と屋内配線、屋側配線又は屋外配線とを差込接続器その他これに類する接続器を用いて接続する場合。
    2. 過電流遮断器が開閉機能を有するもの
      • 過電流遮断器が開閉機能を有するものである場合。
  • 注釈
    • ただし書の場合、開閉器を省略することはできますが、過電流遮断器を省略することはできません。

まとめ

  • コンクリート養生線の施設には、対地電圧、発熱線の施設、開閉器及び過電流遮断器など、様々な安全対策が必要
  • 各項目について、規定の条件を満たすように施設する
  • 安全な施設のため、専門家への相談を推奨

(キーワード)

コンクリート養生線、施設基準、電気工事、安全対策