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出典(内線規程(JEAC8001-2022))より
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🛠️ 高圧電動機の安全な施設方法とは?【内線規程 3815節 解説】
高圧電動機は、工場・ビル設備などで使われる大型の動力設備です。
感電や火災のリスクもあるため、施設には厳格なルールが定められています。
🔌 操作用配電盤の設置基準
見習いペン太
配電盤って、どこにでも置いていいの?
はりた
ダメだよ。関係者以外が簡単に操作できない場所に置くことが基本なんだ。しかも、ガス・粉じん・湿気が多い場所では防爆・防じん・防湿形の配電盤を選ばなきゃいけないよ。
📌 配電盤の安全ルールまとめ
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🔐 一般人が操作できないように配置
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🌫️ 環境に合わせて防爆・防湿タイプを選定
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⚡ 電動機ごとに専用配電盤が望ましい
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🔥 過電流保護(遮断器)を必ず設置
🛡️ 過負荷保護とケーブルサイズ
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電動機には過負荷保護装置が必須(温度検知タイプも可)
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電線の太さと容量は、3815-1表に準拠
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関連情報は「資料3-8-1」に記載
⚡ 3815-4節|高圧進相用コンデンサの施設方法
電動機に進相コンデンサをつけることで、力率改善&電力損失の低減が期待できます。
見習いペン太
力率って、あんまりピンとこないな…
はりた
簡単に言えば、電気をムダなく使えてるかの指標だね。悪いと、電気代が余計にかかるんだよ。進相コンデンサはその改善役なんだ。
✅ 高圧進相用コンデンサの設置ルール
項目 | 内容 |
---|---|
コンデンサの容量 | 負荷の無効分を超えないようにする |
接続位置 | 負荷の操作用開閉器の負荷側に設置 |
保護 | 限流ヒューズを設置(他ヒューズで代用可) |
配線太さ | 本線より細い線は禁止 |
安全距離 | 可燃性油封入タイプは壁・天井から1m以上離すこと |
⚠️ 安全対策を徹底しよう
高圧電動機・コンデンサは、感電・火災などのリスクがあるため、以下を守りましょう。
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✅ 過電流・過負荷保護の徹底
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✅ 防爆・防湿などの盤種選定
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✅ ヒューズの正しい設置と容量選定
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✅ 力率を確認し、無駄な電力を減らす
📝 まとめ|高圧機器は「安全第一」+「効率運転」がカギ!
高圧電動機や進相コンデンサは、電力設備の中核を担う重要機器。
内線規程やJEAC 8011に基づく正しい設計・施工を行い、事故のない快適な運用を目指しましょう!
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