内線規程の解釈と解説【012】|雷保護装置
出典:内線規程(JEAC8001-2022)より
雷による家電の故障が増えるなか、雷サージ対策に役立つのがSPD(雷保護装置/避雷器)です。押さえるポイントは 「SPDとは/効かせる3ポイント」 の2つです。

✔ ① SPDとは(はたらき)
✔ ② 効果を出す3つのポイント
ペン太
ハリタ① SPDとは(はたらき)

- 雷サージは 電線や通信線を通って家に侵入し、精密機器を故障・発火させるおそれがある
- SPDは その過大な電圧を大地へ逃がして機器を守る(パソコン・ルーターなどを保護)
② 効果を出す3つのポイント
- ① 設置場所:家全体に入る電線の入口=分電盤の電源側(主開閉器の近く)
- ② 接地が命:逃がした電気を確実に大地へ流すため、接地抵抗は低く保つ(接地が悪いと効果半減)
- ③ 集中接地端子:分電盤内に接地端子をまとめて設け、SPDや各機器の接地を一点で確実に
よくある質問(FAQ)
Q. SPD(雷保護装置)は何をする装置なの?
A. 電線や通信線を通って侵入してくる雷サージ(瞬間的な高電圧)を、大地へ逃がして機器を守る装置です。避雷器とも呼ばれ、住宅では分電盤に取り付けてパソコンやルーターなどの精密機器の故障・発火を防ぎます。
Q. SPDはどこに設置すればいいの?
A. 家全体に入る電線の入口で受け止めるため、分電盤の電源側(主開閉器の近く)に設置するのが基本です。必要に応じて通信線側など侵入経路ごとに設けることもあります。
Q. SPDをつければ接地は気にしなくていい?
A. いいえ。SPDは逃がした電気を大地へ流して機能するため、接地が不十分だと効果が大きく下がります。接地抵抗を低く保ち、分電盤内に集中接地端子を設けて確実にアースすることが重要です。
📘 この記事の根拠規程|解説の原文は内線規程(JEAC8001-2022)に掲載されています。実務で使う方は手元に1冊どうぞ → 電気設備の必携書籍おすすめ4選【2026年版】
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