電気設備の設計・施工を工事項目別に整理し、それぞれ「何を・どの順番で決めるか」の計画ステップをまとめたマニュアルの目次ページです。各ステップの詳しい根拠や計算方法は、リンク先の解説記事で説明しています。(準備中)の項目は今後の連載で順次追加します。

基礎から順番に学びたい方は 新人講座・目次(全カリキュラム) から、計算を時短したい方は 無料ツール一覧 もあわせてどうぞ。

引込・受電計画

電力会社との接点である「建物の電気の入口」を決める工程。契約電力の想定がすべての起点になります。

  1. 受電方式の検討:契約電力の想定と低圧/高圧の判断(50kWの目安) → 新人講座 第8回 引込・受変電のきほん
  2. 引込設備の設計:引込方式・引込口配線の計画 → 引込設備の設計手順
  3. 責任分界点の決定:PAS・UGSと波及事故対策 → 設計マニュアル④ 引込部
  4. 工事区分の整理:テナントビルのA・B・C工事と盤区分 → A・B・C工事の違い
  5. 電力会社との協議・申込み(準備中)

受変電設備

高圧で受電し、建物で使う電圧に変換する心臓部。連載「高圧受変電設備の設計マニュアル」で順次詳説中です。

  1. 全体像の理解:目的と用途 → 設計マニュアル① 高圧受変電設備とは
  2. 設計図書の整理:単線結線図の読み方 → 設計マニュアル② 設計図書の種類と役割
  3. 記号の読み方:図記号・文字記号・器具番号 → 設計マニュアル③ 記号の読み方
  4. 受電設備容量の確認:容量制限の考え方 → 受電設備容量の制限
  5. 変圧器容量・台数の選定:需要率の適用と計算 → 受変電設備の設計手順【1】【2】
  6. 主要機器の選定:CB・LBS・PCなど → 高圧交流遮断器CBの選定変圧器一次側開閉器(PC・LBS)機器別 目的早見表
  7. 容量早見表で確認受変電設備の機器と容量の選定【早見表】

関連ツール:変圧器容量・需要率計算ツール高圧ケーブルサイズ選定ツール

幹線設備

受変電設備から各分電盤・動力盤まで電気を送る大動脈。負荷の集計→サイズ選定→電圧降下の検証、の順で進めます。

  1. 系統計画:盤の配置と幹線ルート・系統分け → 新人講座 第9回 幹線・分電盤・回路のきほん
  2. 負荷容量の集計:需要率・不等率の適用 → 新人講座 第11回 負荷容量と需要率・不等率
  3. 幹線サイズの選定:許容電流Iw・IBの計算 → 幹線サイズの選定手順と計算方法新人講座 第12回 幹線・ケーブルサイズの選び方
  4. 電圧降下の検証:許容範囲と計算例 → 電圧降下の許容範囲は何%?
  5. 保護の設計:ブレーカー選定と幹線分岐のルール → 新人講座 第14回 ブレーカー選定のきほん
  6. 集合住宅の幹線計算:住戸数からの需要率 → 集合住宅の幹線需要率と幹線計算方法

関連ツール:電圧降下計算ツールその他の幹線計算ツール

動力設備

空調・ポンプ・昇降機などの三相200V負荷。電動機ならではの始動電流を考慮した選定が必要です。

  1. 負荷の拾い出し:電灯(L)と動力(P)の区分 → 新人講座 第10回 電灯と動力のちがい
  2. 負荷容量の換算:kW→規約電流・kVA → 動力(電動機)の負荷容量換算表
  3. ブレーカー・ケーブルサイズの選定動力負荷のブレーカーサイズの選定根拠簡易算出方法
  4. 早見表で確認:内線規程3705-3表 → 動力ブレーカー・ケーブルサイズ選定早見表
  5. 動力盤の設計:主幹の要否判断 → 動力盤主幹の設置基準と有無の判断

関連ツール:動力盤主幹ブレーカー選定・負荷表作成ツール(ツール一覧)

電灯設備(照明・分電盤)

照度の確保と回路の計画。器具選定から分電盤の構成までをひとつながりで考えます。

  1. 照度計算:逐点法と照度範囲の考え方 → 照度計算の「照度範囲の円」とは?
  2. 器具の選定・配置計画(準備中)
  3. 回路分けと開閉器サイズ電灯負荷の開閉器サイズ選定方法
  4. 分電盤の構成・計画分電盤の構成と計画指針
  5. 非常照明回路の取り方:分電盤のどこにつなぐか → 非常照明の回路は分電盤のどこにつける?

関連ツール:照明器具リスト作成ツール(ツール一覧)

コンセント設備

負荷の想定→配置→回路分割→接地の順で決めます。連載「コンセント設備の設計マニュアル」で計画ステップを順次詳説中です(第1回 計画の全体フローと負荷の想定 公開中)。

  1. 用途・負荷の想定と種類の選定新人講座 用語編③ コンセントの種類と読み方
  2. 配置計画と図記号コンセントの図記号一覧
  3. 回路分割:1回路あたりの個数と接続できる負荷 → 1回路あたりのコンセント接続個数コンセント1つに接続可能な負荷
  4. 分岐回路の設計:遮断器・電線太さ → 分岐回路の設計【1.6mm・3m/8m】
  5. 接地の選定:接地極・接地端子の使い分け → 接地極・接地端子の使い分け
  6. 非常コンセントの検討:消防法対応 → 非常コンセントの設置基準とケーブルサイズ

接地設備

漏電時の安全を支える縁の下の力持ち。種別の適用整理から接地線サイズの選定までを行います。

  1. 基本の理解:接地の役割と考え方 → 新人講座 第15回 接地(アース)のきほん
  2. 種別の適用整理:A〜D種と接地抵抗値 → 接地線の太さ早見表と接地工事の種類
  3. 種別ごとの設計A種B種C種D種 接地工事
  4. 特殊な接地:医用接地・非接地配線方式(準備中)

関連ツール:接地線サイズ計算ツール

弱電・通信設備

LAN・電話・テレビ共聴・放送・インターホンなどの情報系設備。本項目は今後の連載で順次公開します。

  1. 電話・LAN配線の計画(準備中)
  2. テレビ共聴設備の計画(準備中)
  3. 放送・インターホン設備の計画(準備中)
  4. 参考:機器配置の考え方 → 電気設備標準図 マンション:プロット図

防災設備(消防・建築)

用途と規模で必要設備が決まる法規の世界。まず全体像をつかんでから個別の設置基準を確認します。

  1. 必要設備の整理:用途×規模で決まる → 新人講座 第18回 消防・防災設備の設計のさわり
  2. 自動火災報知設備:設置基準 → 自動火災報知設備(自火報)の設置基準
  3. 誘導灯・誘導標識:設置基準と非常照明との違い → 誘導灯・誘導標識の設置基準
  4. 非常照明の設計:照度計算・免除条件・配置 → 照度計算と器具配置免除・不要になる場所直線配置
  5. 非常電源の選定:4種類の違い → 消防用設備の非常電源
  6. 非常コンセント非常コンセントの設置基準

このページの使い方・更新について

各工事項目のステップは、実務で手を動かす順番に並べています。ひとつの件名(工事項目)を最初のステップから順に進めれば、計画の抜けを防げます。(準備中)のステップは連載記事の公開にあわせて随時リンクを追加していきます。

計算の時短には 電気設備の無料ツール一覧(セコサポ) をご活用ください。